初めまして。
HISメキシコ支店でオンラインインターンシップをさせていただいている植木日奈子と言います。
初めてのアルバイト先がたまたまメキシコ料理屋さんだったことから
食文化や音楽などに興味を持ちました。
行ったこともない上に知識も全くありませんが、
メキシコについてもっと知りたいという思いから
今回のインターンシップに参加しようと決めました。
本日は7月5日に行われたHISオンラインセミナー
『地球の神秘、セノーテのすべて』に参加させてもらったので感想をまとめていきます。
そもそもセノーテとは何なのか、私は知りませんでした。
メキシコのユカタン半島に存在し、『聖なる泉』と呼ばれたセノーテ。
現在は街中や森の中、さらにはお店の中にも存在し、数は約3000~6000個だと言われています。
その成り立ちはまさに神秘的だと思いました。
元々海底にあった土地が地上に出現し、
約6500年前に恐竜を滅ぼしたと言われる隕石がユカタン半島に落ち、
しかもその場所は世界に約13%しかないと言われる石油の多いスポット。
このような確率の低い出来事が重なり合って出来たセノーテはまさに奇跡の泉です。
それだけではなくかの有名なマヤ文明の遺跡もセノーテの発見がきっかけになっていると知り、
何だかマヤとセノーテの不思議な繋がりを感じました。
セノーテの成り立ちかたや歴史を学んだ上で早速写真を見ていきました。
「綺麗」という一言では表すことのできない、神秘さと自然の雄大さ、そして怖さ。
人間は地球上でちっぽけな存在なんだなあと不思議な気持ちになりました。
行く場所や時期、時間帯で光や水の色が異なるセノーテは、
今でこそ実態は明らかになってきていますが
過去その場所で生きたマヤの人々が
摩訶不思議なこの泉を「神」として崇めていたことも納得できます。
そしてこのセミナーを受けながら、私はふと思い出しました。
皆さんは「リメンバーミー 」という映画をご存知でしょうか?
メキシコを舞台に家族の愛を描いたピクサーのアニメーション映画です。
この映画の最後の方にエルネスト・デラクレスの護衛に深い穴に突き落とされ、
ミゲルとヘクターが家族だったと初めて気付く感動のシーンがあります。
今思い出すと、あれはセノーテなのでは。。。?
そう思ってセミナー終了後調べてみました。
すると、やはりミゲルが突き落とされたのはセノーテでした。
しかも「サムラセノーテ」という実在するものをモデルにしていたのです。
全く知らないものである上に、
行ったこともない遠い土地だと思いながらセミナーに参加していたのですが、
これを知って急に親近感が湧きました。
今回インターンシップの一環としてセミナーに参加させて頂きました。
今まで行ったことのない場所について知る機会もあまりありませんでしたが、
現地の生の声を聞くことができるのでとても勉強になりました。
そして何より、いつか実際に自分の目でも見て見たいと思いました。
オンラインセミナーは自宅にいるのに
まるで海外を旅したような気持ちにさせてくれる上に
コロナ収束後に行きたい場所を見つけられるきっかけにもなります。
大変な時期ではありますが、
知らない土地について学び、興味の幅を広げてみてはいかがでしょうか?
オンラインセミナーはまだまだ続きますので是非チェックしてみて下さい。
https://activities.his-j.com/TourList/O3/MEX/CUN/
読んで頂きありがとうございました。
今後もオンラインではありますが、インターンシップ生として頑張っていきます。
植木日奈子