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激動の人生を歩んだフリーダ・カーロ、今回は後編です。

前編はこちらから

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フリーダの生家「青い家(Casa Azul)」

 

フリーダ・カーロの『青い家(Casa Azul)』は彼女の死から4年後、博物館に改装されました。今日、この場所はメキシコの首都で最も賑やかな場所のひとつです。毎月約2万5千人の来場者があり、その45%が外国人です。

 

この『青い家(Casa Azul)』とも呼ばれるフリーダ・カーロ博物館は、彼女が生まれ、そして亡くなった場所です。

火曜日~日曜日まで、学生、芸術家、旅行者、観光客にその門戸を開き、芸術家として悲劇的で激動な、特に情熱と創造性に溢れた人生の現実を公開しています。

 

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彼女の寝室だった部屋は、ベッドと天井に鏡の付いた状態で残っています。この鏡は、国立高校から帰宅中にバスで遭った大怪我の回復中に自分の姿を見る為に付けられたものです。

 

この博物館では、コルセット、おもちゃ、奉納品、宝石や手紙を保存しています。2007年、フリーダの生誕100周年を記念して、半世紀近く非公開だった秘蔵のコレクションが公開されました。

コレクションには、22,000のドキュメント、1,500枚の写真、3,874の雑誌と出版物、数千の図面、衣服、薬やおもちゃなどが含まれています。

 

フリーダ・カーロの作品について深い知識を知るには、彼女の家を訪ねることで、彼女自身と彼女の絵、そして家が深い関係性を持つことが発見できるでしょう。

 

有名な壁画家ディエゴ・リベラと結婚した後も、メキシコシティや海外で暮らしていたこともありますが、いつも彼とこのこの家に戻ってきていました。

この家では私物や彼女の密な私生活を明らかにし、重要な作品を収容しています。

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家の構造は当時よく建てられていたデザインで、中央にパティオがあり、それを囲むように部屋がありました。ディエゴとフリーダはその後、ユニークなスタイルを適用し色を塗り、人気のあるデコレーションを施しました。

 

フリーダ専用の最初の部屋では、油絵作品が展示されています。各キャンバスでは、彼女の心の状態、周りに対しての姿勢、自画像と不妊についての執着が見られます。しかし、この部屋では人生への希望と情熱、家族や友人の肖像画が優勢であり、遠近法のない景色と明るい色が特徴です。

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この『青い家』では、肖像画と写真、絵と詩が描かれた本、手紙、陶器やドレスなど、彼女のインスピレーションの全てが展示されています。フリーダのカラーパレットは大規模な修復によって蘇った部屋に展示されています。

 

この作品には、彼女の日記からの抜粋が添えられており、作品の中で使用されている各色の感情を説明しています。『ニューヨークの風景(Paisaje de Nueva York)』や『自画像(Autorretrato)』などいくつかの絵画は未完成ですが、線、視線、衣服、感情などはフリーダ作品の特徴を表しています。

 

興味深い、『青い家(Casa Azul)』ぜひ訪れてみて下さい!

 

 

イスラエル

 

 

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