Green Traveler の部屋
2011.04.15
green traveler編集長です。引き続き、今日も屋久島の話です。
屋久島に三岳という焼酎があります。以前、東京でもいただきものを飲んだ経験がありますが、屋久島で飲んだ三岳はほのかな甘みを感じて、同じものとは思えないのです。
そのことを屋久島の民宿の主人に尋ねると、水だよと。焼酎なのでお湯割りで飲んだその水の違いだったのです。
実際、宿の水道水を飲んだら、やはりうまい。
屋久島には縄文水というペットボトル水が売られています。もちろんそれも美味しいのですが、トレッキング中に飲んだ天然水も忘れられません。
屋久島の登山道では水場がたくさんあるので、水分補給が容易でたくさん用意する必要はありません。
屋久島の川は島自体が花崗岩でできた島なので、雨が降っても濁ることがありません。内容物を含まない超軟水の水なのです。
屋久島では雨が多いことは知られていますが、雨は森を通じ川になり、海に注ぎます。そして、たっぷり水分を含んだ風が屋久島の洋上のアルプスにぶつかり、上昇気流し、雲となってまた屋久島の森に雨となってかえってくるのです。
屋久島の水を頂くことは、そうした水の長い時間の大循環の一部を頂いていることになります。
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