いつもご覧頂きありがとうございます。green traveler編集長の鮫島です。
先週末、小笠原が世界自然遺産登録が決定しましたが、自然遺産としては知床以来の快挙となります。その知床で、新しい企画を発表しました!
いざという時のアウトドア技術を学び、知床の大自然と豊かな生態系を学ぶ
知床自然学校4日間
http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-shiretoko_school.htm
今日から3回に分けて内容をお伝えしていきます。なぜ、この企画を発案したのか・・・、今日はその背景についてお知らせしたいと思います。
先の東日本大震災。首都圏でも激しい地震により建物の崩壊、交通機関の麻痺停電、上下水の寸断など都市生活がいかにもろいものであるかを多くの方が実感したと思います。今回の地震と津波により、想像をはるかに超えた自然の驚異を改めて知らされました。快適で便利な都市生活が原子力発電という大きなリスクの上に成り立っていることを露呈した現実が、今尚私たちに突きつけています。
今回の震災は、私たちの快適で便利な都市文明のライフスタイルそのものを考え直さなければならないのではないかと思わせる衝撃だったと思います。私たちgreen travlerは考えました。今こそ、人間も生態系の一部としての自覚を持ち、自然を畏れ・敬い・尊びぶようなライフタイルを取り入れたてはどうだろうかと。今まで電力に任せていた作業を少しは自力でやることを取り入れてはどうかと。
知床は陸海空の食物連鎖の頂点となる生物が生息する豊かな生態系が織り成す世界自然遺産。その知床で、「自然に根ざした生き方」を学ぶことができるツアーをNPO法人知床自然学校と共同企画で短期開校いたしました!
いざという時のアウトドア技術を学ぶ
●川の水を汲んで浄水器を使い飲み水にする
「蛇口をひねれば水がでる」のが当たり前ですが、災害時は水道が寸断されます。被災地では上下水道の復旧が最も望まれたそうです。川の水を自分たちで組んで浄水器を使い 飲み水として利用します。
●発電機を動かし電気をつける
知床自然学校のある岩尾別ユースホステルでは電気が通じていないため、自家発電で電力を賄っています。発電機の作動体験を行います。
●囲炉裏で火をおこし、炭を使って料理する
災害時はガスも寸断されます。火がなければ食べ物を料理すること、暖をとることもできません。自分たちで火おこし、炭火で料理してみましょう。
●電灯を消してランプで過ごしてみる
灯りのない夜はどんな雰囲気でしょうか。本当の暗闇に中でともるランプの灯りが本当に貴重でやさしい灯りに思えることでしょう。
●ロープワークを学び、生活に応用できる結び方を試してみる
災害時には人力だけが頼りになります。そんな時、ロープワークの技術は、人手以上の力を発揮することに役立ちます。
そのほか、知床らしい自然体験も盛りだくさん!
自然体験の内容は明日、お知らせします!
●知床自然学校4日間:http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-shiretoko_school.htm
H.I.S.エコツーリズムデスク green traveler
五感にチャージする大自然エコツアー
PC:http://www.his-j.com/tyo/eco/top.html
mobile:http://t.his-j.com/00130/index?uid=NULLGWDOCOMO