すっかりお気に入りのETN社の高速バスで3.5時間
メキシコシティは危ないから気をつけろ!と言われてましたが
滞在中 全く危ない気がしませんでした
警察もあちこち巡回していますし 危ない地域にさえいかなければ
メキシコシティは安心して旅できます
そんなメキシコシティ 初日はかねてから見たかった国立人類学博物館へ
ルーブルよりも大英博物館よりも 僕の博物館人生で最大の大きさと迫力に感動(T▽T;)
文明ごとに区分けされた分かりやすい展示方法と飽きさせない工夫も随所に
メキシコ各地に点在するこれだけの本物をココに集約
なので時間がなくて現地へ行けなくても
メキシコシティに来ればメキシコのすべてが感じられるわけです
例えばコレ
オルメカの巨石人頭像ですが こんなにデカイんです
庭にはレプリカが置かれていますが
実際現地ラ・ベンタではこのようにちんまりと置かれている姿も再現
トルティージャに代表されるようにとうもろこしはすべての基本
なのでこのとおり 日本でいうところの米?
メキシコの太陽時計を中心にしたアステカ文明の展示
マヤ文明の仮面は発掘された様子を表現するため
なんだかおかしいサル 夕日と土手が似合いそう
まさに手も足も出ないとはこのこと
気がつくと5時間も博物館の中にいました
文明と歴史が僕にささやきかけてくるんです(これ本当)
本物を前にしたときの言葉が出てこない 素直に心を開くしかないという境地
表に出ると たまたま少数民族による伝統芸能が行われていました
20メートルはあろうかという高さによじ登って
1人がくるくる回しはじめると 逆さ吊りの人々は陶酔の表情でまわるだけ
恐怖!人間メリーゴーランド
巻いて 巻いて 巻いて 巻いて 巻いて
回って 回って 回って 回るぅ~
だんだん下りてきます 人々は風の吹くまま身のむくまま(?)
命がけの荒業もあっさりやってのけるメキシコの奥深さ
泊まったホテルはWメキシコシティ
日航ホテル、インターコンチネンタル、JWマリオットの近くです
客室は赤と白
こだわりセレクトのCD(購入可能)が鳴り響く室内
なぜかバスルームにはハンモック
仕方ないので寝てみました(ちなみにハンモック初体験)
SPAも有名ということで行ってみると
これぞメキシコなサウナ! テマツカルといいます
中では薬草を使ってしっかり燻されます
体から毒素を全部吐き出して いざSPAへというわけです
クールでヒップなんて格好つけのありふれた表現ですが
しっかりメキシコらしさと伝統を取り入れた姿に感動
遊び心は室内のオブジェだけでなく
ギフトショップにも
マスクもここんちのはこだわり派も納得のシルバー
普通のルチャ・リブレのマスクももちろん購入
かぶるとつい技をかけてしまうんですよね
スリーパーホールド!
明日は最終回 世界遺産ティオティワカンと美女フリーダについてです
つづく (by HISバンクーバー支店 古賀)