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テーマ：メキシコシティ観光

2008.06.12

本来のソカロ

突然ですが、

『ソカロ(ZOCALO)』

歴史的中心地区にある、メキシコシティのメインの広場です

正式名称は『憲法広場』といいます。

なぜソカロという名前で呼ばれているかと言うと、

この憲法広場に独立記念塔を建設しようという計画があり、

着工が始まりました。

しかし、途中でその計画がオジャンになってしまいましたが、

すでに建設が始まってしまっていて、

独立記念塔を置くための『台座』だけが一時期ぽつんとありました。

この『台座』のことをスペイン語で『ソカロ』といい、

もうその台座はありませんが、

その名残りで今現在もこの愛称で親しまれています

さてこのソカロ、一辺が２４０メートルのとても大きな広場、

中国の天安門広場、ロシアの赤の広場に次いで、

世界で３番目に大きな広場なんです

本来は国旗が一本悠々と立っているシンプルな広場なのですが、

なにか催し物等があると、この広場に仮説の建物がたくさん建ちます

あるときは、コンサート会場やイベント会場…

はたまたあるときは博物館や美術館

写真は建設途中ですが、昨年末から今年の4月いっぱいまで長々とあった、

『ノマディック美術館』。

日本にも2007年の3～6月ぐらいに開催されてたみたいですね。

余談ですが、日本では入場料1900円だったのに対し、

ここメキシコはなんと無料

延べ約873万人の方が訪れたそうですいっつも長蛇の列でした。

ちなみに次はブラジルへこの美術館は行くそうです。

その他にも、あるときはマラソンゴール地点だったり、

あるときはスケートリンクを作ったり…

この半年ぐらいは、逆にシンプルな広場を見れることのほうが少ない

というか、全く見れなかった。。。気がします

そんなこんななソカロですが、昨日たまたま足を運んでみたら、

いつの間にか、なーんにもなくなってました

本来のソカロの姿はこんななんです。

国旗が一本悠々と立っているだけの、シンプルな広場。

こうしてみると、ほんとに大きな広場なんだなぁと、実感できます

昨日はさらに、この大きな国旗珍しく風になびいてました

この旗おっきすぎてなびかない日がほとんど…

みなさんにも、できることならこの『本来のソカロ』の姿を

見ていただきたいのですが、

きっと、今週末ぐらいにはまた何か建ってるような、そんな気が…

***MAFU

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