今日紹介するのは9号線のCHILPANCINGO駅

(チルパンシンゴ)です。


ここはメトロブスとの乗り換え駅です。いつも満員の

メトロブスですが、この駅で座れないかなぁー

といつも期待してキョロキョロしてしまうほど、

乗り換えの多い駅です。


C3


遠くに2両編成のバスが小さく見えますが、それが

メトロブスです。


多くの駅と同様に、駅名は近隣の通りの名前に

由来しており、さらに、この近辺の通りの名前は、

実在するメキシコの都市名に由来しております。


チルパンシンゴはゲレロ州にありますね。


C1


さて、この駅は蜂のマークですが、蜂の中でも

スズメバチです。

CHILPANCINGOとは、ナワトル語で「スズメバチの

地」を意味します。


ナワトル語とは、かつてはアステカ人が使用していた

ユト・アステカ語族に属する言語で、現在も使用されて

いるんですよ。メキシコの少数言語の中ではもっとも

多く話されており、その数は150万人といわれてます。


この駅に限らずメキシコではナワトル語に由来する

地名はたくさんあります。

C2


ナワトル語には特徴があります。

例えば、xが使われたり、-tlで終わったする

言語はナワトル語が語源であることが多いです。


9号線ですと、他にMIXIUHCA駅なんかも

ナワトル語が語源です。


スペイン語は基本的にローマ字読みに近いですが

他の言葉を語源にしているもの、特に地名なんかは、

なんて読めばいいのか首を傾げてしまうことも

ありますね…。



***yuta

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