メトロ乗りつぶしの旅
2008.10.12
今日紹介するのは9号線のCHILPANCINGO駅
(チルパンシンゴ)です。
ここはメトロブスとの乗り換え駅です。いつも満員の
メトロブスですが、この駅で座れないかなぁー
といつも期待してキョロキョロしてしまうほど、
乗り換えの多い駅です。
遠くに2両編成のバスが小さく見えますが、それが
メトロブスです。
多くの駅と同様に、駅名は近隣の通りの名前に
由来しており、さらに、この近辺の通りの名前は、
実在するメキシコの都市名に由来しております。
チルパンシンゴはゲレロ州にありますね。
さて、この駅は蜂のマークですが、蜂の中でも
スズメバチです。
CHILPANCINGOとは、ナワトル語で「スズメバチの
地」を意味します。
ナワトル語とは、かつてはアステカ人が使用していた
ユト・アステカ語族に属する言語で、現在も使用されて
いるんですよ。メキシコの少数言語の中ではもっとも
多く話されており、その数は150万人といわれてます。
この駅に限らずメキシコではナワトル語に由来する
ナワトル語には特徴があります。
例えば、xが使われたり、-tlで終わったする
言語はナワトル語が語源であることが多いです。
9号線ですと、他にMIXIUHCA駅なんかも
ナワトル語が語源です。
スペイン語は基本的にローマ字読みに近いですが
他の言葉を語源にしているもの、特に地名なんかは、
なんて読めばいいのか首を傾げてしまうことも
ありますね…。
***yuta