ナヤリ州観光 2009.04.14

今回紹介するのはナヤリ州(NAYARIT)です。

ナヤリ州は、ヌエボバジャルタという新興リゾートこそ抱えて

いるものの、まだまだその名は、日本人には決して有名とは

言い難い存在です。


やはりメキシコシティから遠い、日本のガイドブックにも

ほとんど掲載されていないというのがその理由かもしれません。


今回の旅行の目的は、メスカルティタン島(ISLA DE

MEXCALTITAN)へ行くのが目的でしたが、それ以外の

ナヤリの素晴らしさに心から魅せられた旅となりました。


そんなナヤリの素晴らしさを少しでも紹介できればと思います。



さて、メスカルティタン。


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


PUEBLO MAGICO(魔法の村)にも登録されているこの島。

(航空写真でもないかぎり前景を写すことはできないので

ポストカードで代用してます)

湖の上に浮かぶ小さな島ですが、この島からアステカ人が

テノチティトゥラン(現在のメキシコシティ)へ向けて出発した

というお話があります。言わば、メキシコ人の故郷といっても

過言ではないかもしれません。このお話は後日させていただき

ますね。


さて、ナヤリ州を観光するのに、拠点となる街は州都テピックです。


テピックまではメキシコシティからも飛行機が飛んでいるの

ですが、小型機中心なのでそれなりの値段がします。

私は財布と相談しましたが、今回はバスで行くことにしました。



H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


仕事を終え、北バスターミナルへ。ここからテピックまでは

ETN社、OMNIBUS DE MEXICO社、TAP社、ELITE社など

複数のバスがでています。


いずれもテピックが終点ではないので注意してください。

長距離のものになると、ティファナまで行くものもあります。


今回はTAP社を選択しました。途中テポソトランやサポパン

などを経由し、到着したのが午前4時30分。


ここから更に、SANTIAGO DE IXCUINTLA(サンティアゴ・デ

イスクイントゥラ)という街まで2等バスか、コンビという乗り合い

バスに乗ります。


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


まだ夜明け前だったので、2等バスに乗りました。

ナヤリ州は暖かいところですが、場所によっては朝晩、

ものすごく冷え込みます。バスの乗客はみなさん半そで。


しかしその姿を見ると、昼は確実に暑くなるのだなという

確信につながり、ほっとしました。


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


テピックからサンティアゴまではおよそ1時間。

到着したときには、太陽が昇りかけてました。


しかし、まだまだ道のりは長いです。

島へのボートが出発するラ・バタンガまでは、コンビ、

またはタクシーに乗る必要があります。


この時間はタクシーしかなく、しょうがなくタクシーにのり、

船乗り場へ向かいます。


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


タクシーに乗ること約30分。船乗り場の看板が見えてきます。



ここから船にのって、初めてメスカルティタンへたどり着けるのです。



H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


島へは橋もないので、この船が外との唯一の移動手段になります。

朝も早いのに、船の操縦主のおっちゃんが焚き火をしながら

たむろしてました。



チャーターと相乗りの2通りあるのですが、周りには誰も

いなく、チャーターをしないといけませんでした。

それでも70ペソ(相乗りだと10ペソ)。



H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~

準備も整い、いよいよ出発です。


続く



***YUTA





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