『人口約2500万人の世界一人口の多い都市・メキシコシティ』
などとよく言われますが…
実際は厳密に言うと、メキシコシティの人口は1000万人弱、
残りの1500万人は『メキシコ州』の人口となります。
人口約2500万人は都市圏の人口ってことですね。
メキシコという国の正式名称は『メキシコ合衆国』。
31の州とメキシコシティの特別連邦区で構成された国となります
メキシコシティはこのメキシコ州の中に位置しているようなものです。
メキシコシティから他州、他都市へと出る際には
必ずこのメキシコ州を抜けてゆかなければなりません。
メキシコ州は31の州の中で7番目に小さな州。
この州の特徴は、とにかく周りはいろんな州で囲まれています
東はトラスカラ州とプエブラ州
西はミチョアカン州
南はモレーロス州とゲレーロ州
北はイダルゴ州とケレタロ州
そして真ん中にメキシコシティ
メキシコシティ観光のハイライト、
テオティワカン遺跡が位置しているのも実はメキシコ州
世界遺産シリーズでご紹介したモナルカ蝶保護区 も
このメキシコ州に多く点在しています
さらに『メキシコ富士』とも言われいてる
ポポカテペトル山(標高5546m)を筆頭に、
3番目に大きな山、イスタクシワトル山(標高5220m)
4番目に大きな山、ネバド・デ・トルーカ(標高4690m)
など高い山もこのメキシコ州に揃っています
ということで、州都も非常に標高の高いところに位置しています。
メキシココロニアル都市の中で一番標高の高いところに位置し、
経済等でメキシコ国内では5番目に主要な都市となります。
メキシコシティからは車で約1時間。
そんなメキシコシティからは目と鼻の先、身近なメキシコ州の魅力を
これから少しずつご紹介していきたいと思います。
次回へ続く
***MAFU