プエブラの魅力は
世界遺産に登録されている街並や教会だけではありません。
この陶器なくしてプエブラを語ることはできないほど
前回、前々回のプエブラ記事にも登場していますが、街のあちらこちらで
プエブラだけでなく、メキシコのお土産として
非常に有名で人気の高い品となります
本を正せばメキシコを征服したスペインが16世紀末頃に
様々な陶器の技術や知識をこのメキシコに持ち込み、
そのひとつがタラベラ焼きでした。
詳しくは以前にYUTAさんがご紹介した
タラベラ焼き工房を訪ねて をご参照下さい
ちなみにスペインから伝わってきたタラベラ焼きも
元はエジプトなどのイスラムからの、そして中国からの影響も
とても強い焼き物と言われています。
そんな様々な文化が融合し、さらにメキシコのエッセンスが加わったのが…
要はプエブラ産のタラベラ焼きという意味です。
元祖タラベラ焼きの色は
このような蒼と少し色がついた白、この二色で彩られていましたが
現在は様々な色が使われ、より一層メキシコらしさが溢れています
プエブラでタラベラ焼きショッピングを楽しめるところは
Parianと呼ばれている民芸品市場
ここはどちらかというと小物が中心に売られています。
そしてメインはParianのすぐ近く、6 Norte通りと4 Oriente通りに
各店内には所狭しと趣向を凝らしたタラベラ焼きが並べられています
ちなみに僕はこの太陽と月のタイルが嵌っている
同じデザインの姿見の鏡を購入
これです ブサイクな太陽と月がコジコジに出てきそうで、愛らしい
とにかく各店を冷やかすだけでも十二分にお楽しみいただけて、
あっという間に時が過ぎてしまいます。
日本で購入するとかなりのお値段との噂もあるタラベラ焼きですが
本場プエブラでは驚くお値段でご購入できます
プエブラはこのタラベラ焼き等の民芸品だけでなく
モーレソースやチレス・エン・ノガーダ、カモーテなど
メキシコ郷土料理発祥の地でもあります。 詳しくはこちら
ここプエブラにはメキシコの全てにおいての魅力が詰まってますね
ということで、まだまだ性懲りもなく…
つづく
***MAFU