今日はドローレス・オルメド美術館を紹介します。


ドローレス・オルメド美術館

Museo Dolores Olmedo


H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~



一般的には、フリーダ・カロの作品が多い美術館として知られていますが、

富豪ドローレス・オルメド夫人の広大な私邸を美術館に改造したもので、

フリーダ作品だけでなく、夫人のコレクションなどさまざな展示物があります。



H.I.S.メキシコシティー支店~タコタコ・タコス通信~


場所はメキシコシティの南部、ソチミルコ地区にあります。

最寄駅は、トレンリヘロのLa Noria(ラ・ノリア)駅で、駅からは徒歩約5分。


とても閑静な住宅街に位置しています。

門を抜けるとびっくり。


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どこまでも続く庭園風景がひろがっています。


何がすごいって、ただ広いだけの邸宅ではなく、孔雀が放し飼いです。


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こんなにたくさんの孔雀をみるのは初めてかもしれません。


一応柵のようなものもあるのですが...


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孔雀たちには関係ないのか、あっちこっちを行ったり来たり。


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普通にテクテク歩いています。


この近所に以前住んでいた友人が居るのですが、たびたびアパートの庭に

孔雀が飛んできたという話を聞きました。

そのたびに美術館の係りの人が孔雀を引き取りに着ていたそうです。


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孔雀以外だけではありません。


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アステカ犬もたくさんいます。


アステカ犬は、メキシコ固有の犬で、その起源は3500年前とも言われて

います。犬としてはめずらしく無毛です。

これはドローレス夫人の愛犬として買われていた名残です。



ところでこの犬、置物みたいに見えませんか!?

写真には7匹の犬が写っていますが、1匹だけ置物です。

どれが本物かはすぐわかりますよね??


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美術館の入り口には、ドローレス夫人の石造がありますが、

左下にちょこんといる犬がアステカ犬です。

とてもかわいがられていたようです。


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広い庭を突き抜けると、美術館が見えてきます。


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中には、フリーダ作品だけでなく、フリーダの夫ディエゴ・リベラの作品、

さらには、アンヘリカ・ベロフィ(ディエゴリベラの最初の夫人)などの

巨匠の作品だけでなく、遺跡からの出土品、ポップアートなども、

あわせて展示されています。

ドローレス夫人がただ大富豪であったというだけでなく、夫人自信が

芸術に対する鋭い目を持っていたことがわかります。


生憎中は写真撮影ができませんでしたので、外からの写真のみの

紹介になります。


美術館としても見ごたえがありますが、それ以上に都会の喧騒を

忘れられる、庭園としても楽しむことができます。



ドローレス・パティーニョ美術館

http://www.museodoloresolmedo.org.mx/


開館時間: 火曜~日曜(月曜休館) 10:00~18:00

入場料: メキシコ人(5ペソ)、外国人(55ペソ)





ちなみに、メキシコの500ペソ札の新札は、表がディエゴリベラ、

裏がフリーダカロとなっています。



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***yuta




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    • 投稿: ドキ -2010年12月16日 (木) 07時01分

      ■お元気ですか?
      シマズさん、その後お元気でお過ごしでしょうか?

    • 投稿: his-mexicocity -2010年12月18日 (土) 04時05分

      ■Re:お元気ですか?
      >ドキさん日本で頑張っておられます!

    

    HIS メキシコシティ支店

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