「アルバロ・オブレゴン」と聞けば
メキシコ革命で活躍したうちの一人
という風に思いつく方も多いのではないでしょうか
その人のモニュメントがこんなところに
下の写真のオブレゴンのモニュメントがあります
この方、メキシコ革命時にパンチョ・ビジャと激突して、
その際の争いで右腕を切り落とす重傷を負ってます
だからちゃんとモニュメントも右腕が無いのです
メキシコ革命というと、本当に様々なドラマがありますが、
特に有名な人物といえば、
・エミリアーノ サパタ
・パンチョ ビジャ
・ベヌスティアーノ カランサ
そして アルバロ オブレゴン だと思います
この4人、元々はウエルタ政権を打倒するという同じ目的で戦っていた
同士なのですが、途中でサパタ と ビジャ派、オブレゴン と カランサ派に
分かれてしまいます。
そしてその2派の間で壮絶な戦いが繰り返され、
最終的に政権を握ったのがオブレゴンとカランサ派だったのです
しかしその後、オブレゴンとカランサも対立することになり、
最終的にカランサは射殺され、
オブレゴンが47代目の大統領の座に就いたのです
メキシコ革命。。。本当に色々な出来事が起こっているので
省略してお話するのがとても難しいですが、
とぉぉーっってもざっくばらんにお話しますと
そんな感じだったということです
そして、アルバロオブレゴンはどのような最期をとげたのか
彼は47代目の大統領任期を全うし、
メキシコの「大統領再選禁止規定」によって大統領を辞職したのですが、
その後に無理やり規定をねじまげ、
再選規定を「連続再選の禁止」に変更してしまい、
また自分が大統領になれるようにしたのでした
一度権力の凄さを知ってしまったらやめられない。。。
ってことだったんでしょうかね
そしてなんと1928年に彼はもう一度大統領に就くのですが、
その時の就任パーティーの最中に、過激派の学生によって
顔面に5発の銃弾を受けて暗殺されたのでした。。。
えげつない。。。
ということで、今回はちょっとメキシコの歴史をご紹介しました
最後に、オブレゴンのモニュメントの前に建っている巨大なメキシコ国旗
このモニュメントがある同じ場所で彼が亡くなったのでした。
メトロバス『LA BOMVILLA』駅のすぐ近くです
所在地: Chimalistac, Alvaro Obregon, Distrito Federal
misa