1泊2日の旅でしたが、なんだかダラダラ長くなってます
でも紹介したいことがたくさんあって、今日は第4回です
現地ツアー
「メキシコ独立の跡を巡る旅」
がいよいよ出発です
まずはグアナファト近くにある
サンタ ロサ
という小さな村に立ち寄り
そこでは、ATE(アテ)と呼ばれる羊羹みたいな甘いお菓子の試食と、
MEZCAL(メスカル)というテキーラに似たお酒の試飲が
まだ午前11時なのに、お酒の試飲ってのもまた幸せです
ついでにビールも飲んじゃいました
ATEはやはり甘いですが、何となく癖になる
なので写真のパックに入ってるもの、買ってしまいました
MEZCALを買ってるお客さんもいましたよ
そして試飲が終わるとまた出発
サンタ ロサ村から走ること30分ほど。
ある墓地に到着
何故こんなツアーで墓地に・・・?
なぜならば
この墓地には有名な歌手が眠っているのです
その名も、
JOSE ALFREDO JIMENEZ
ホセ アルフレド ヒメネス
20世紀の有名な歌手と言えば彼!と言われるぐらい有名で、
もちろん亡くなられた今でも人気なことに変わりありません
ジャンルは主に「ランチェラ」と呼ばれるもので、
ギター・バイオリン・ビオラ・トランペットなどを使います
そしてガイドさんは彼の歌の裏話や、
歌詞の本当の意味だとかを色々説明してくれます
メキシコ人たち、みんな真剣に聞いていたり、
中にはその曲を歌いだしてしまう人も
そして彼は「自分が死んだら必ずドローレス イダルゴに埋めてくれ」
と遺言を残したのです。
そのお墓が・・・
巨大なソンブレロの形をしたお墓なのです
周りのカラフルな壁は、サラペをイメージしてあります
いや~、さすが大物はやることが違います
そして、思いのほかこの墓地で時間を取りました
そしてまた出発
次こそドローレス イダルゴに到着です
なぜこの町に来るかと言うと、
この町こそがメキシコ独立の発起場所だから
1810年、ミゲル イダルゴ神父はこの町で独立宣言をしたのです
そしてそこからグアナファトに向けて独立運動を開始
なので、ここはメキシコ独立を知るのに見逃してはならない場所
様々な絵が飾られており、
それを見ながら色んなことをガイドさんが教えてくれました
血も出てるし、何となくエゲツナイ感じがしますが、
これこそまさにグアナファトで
イダルゴ軍が政府軍に立ち向かった時の絵なのです
政府軍はアルオンディガ・グラナディータスに立てこもり、
イダルゴ軍が中に入ってこられないようにしていたのですが、
そこを英雄ピピラ(無計画旅行① を見てください!)が
大量の松明を背負って立ち向かい、入り口を開ける
という名場面
絵は、左の大きな人間がイダルゴ軍を表し、
右の白人が政府軍を表しています。
ただ!!
白人の政府軍は、よく見るとわき腹から血を流しているのです。
そ・れ・が!!
ピピラが開けた入り口と言うわけですっ
いや~~興味深い
あ・・・ついつい自分の熱い思いを書いてしまいました
更に、その後イダルゴ神父は最終的に政府軍に捕らえられ
殺されアルオンディガ・グラナディータスにさらし首にされるのですが、
なぜかというと、彼はやはり神父様だったので最後まで政府軍も
殺すことを躊躇したらしいのです
それでも最終的に彼が殺されるとき、初めは壁を向かされたのですが
「私は私を殺す人が誰なのか見て死にたい、さぁ殺しなさい。」
と、正面を向いたのですっ
初めの「討てーーーっっ!」の号令で誰も討つものはいませんでした
がその後に結局撃ち殺されました
こういった話から、
自分を殺すのが誰なのかを見届けたイダルゴ神父の頭の絵と言うのは
必ず目を開いた状態なのです
またまた、興味深いですねーっ
そして最後にはイダルゴ神父が掲げた
いやーー、見どころたくさん
これ以上語ると止まらなくなってしまいますが、
ちょっと侮っていました、ドローレス イダルゴ
今回はちょっと歴史に関して多くなっちゃいましたが、
まだまだ続きますよ無計画旅行
misa