ニュース 2006.11.06

在ロンドン日本総領事館 2006年11月2日    


航空機への持込荷物(液体類)の制限の緩和について 11月6日(月) 以降


1. 8月に発生した航空機爆破未遂事件後、現在も航空機への持込荷物の制限が課されておりますが、本2日、英国運輸省が11月6日(月)から液体類の制限を緩和する旨発表いたしました。同発表の内容は以下の通りです(http://www.dft.gov.uk/ )。
(1)11月6日(月)以降、空港のセキュリティー・チェックを受けることにより液体類の航空機内への持ち込みが再び認められる。ただし液体類の分量制限が課される。
(2)液体類は容量100ml以下の個別の容器に収める。これらを容量が1リットル(約20cm×20cm)を超えない大きさの、一重、透明、密封可能なビニール袋に入れる。ビニール袋の中身はゆとりをもって収め(fit comfortably)、封をする。各乗客は液体類の入ったビニール袋を1袋だけ持ち込むことができる。ビニール袋はセキュリティー・チェックの際に提示しなければならない。
(3)液体類とは以下のものを指す。
・すべての飲み物(水、スープ、シロップを含む)
・クリーム、ローション、オイル、香水、マスカラ等
・スプレー類(シェービング・フォーム、デオドラント・スプレーを含む)
・ペースト類(練り歯磨きを含む)
・ジェル類(ヘア・ジェル、シャワー・ジェルを含む)
・その他溶液類や同様の組成のもの
(4)上記液体類の制限は、EU加盟国、ノルウェー、アイスランド及びスイスにおいても11月6日(月)から実施される。
(5)飛行中に必要不可欠と認められる分量の液体処方薬、ベビーミルクや液状ベビーフードの取り扱いについては変更なし。


2. 英国空港当局(BAA)は、上記ビニール袋を機内用手荷物に収め、セキュリティー・チェックの際にすぐ取り出せるようにすることを求めておりますので、その分の余裕をもって機内用手荷物の梱包を行ってください。


3. その他の制限については以下の通り変更されておりませんので引き続きご注意下さい。
(1)機内用手荷物1個(長さ56センチ、幅45センチ、深さ25センチ以内)の持込が認められる。(各航空会社により機内持込荷物の大きさが異なりますので、事前に各社にご確認下さい。)
(2)(1)の大きさを超える楽器については2個目の機内用手荷物として持込が認められる。
(3)セキュリティー・チェックを受けた後は必要な物を購入できる。
(4)米国行便の乗客は、これに加え搭乗口で再度検査を受ける。

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