前回シリーズの続きです。


【1】Guy Fawkes Nightの起源!16世紀のテロリスト、ガイ・フォークス - ルイス

【2】Lewes Bonfire Night直前!ルイスの街で飲んだり食べたり!

【3】炎の奇祭 Lewes Bonfire Night① - リメンバランス・デーとポピーの花

【4】炎の奇祭 Lewes Bonfire Night② - イギリス人と歴史


Imgp1760_2

Guy Fawkes Night(ガイ・フォークス・ナイト)を祝う11月初旬、イギリス南部の小さな街ルイスでは松明を持ち中世のような服装で街を練り歩く他の地域と違うガイ・フォークス・ナイト、通称Lewes Bonfire Night(ルイス・ボンファイア・ナイト)を見ることが出来ます。Imgp1779ルイス・ボンファイア・ナイトも終盤にさしかかり楽器隊の音楽と爆竹の音が一層派手になってきました!

Imgp1787

ウォーメモリアルモニュメントの前で行われるセレモニーは各ソサエティ共に共通しているのは、ポピーの花に点火すること。
それ以外は花火のパフォーマンスも含み色々違いがあって面白いです。

Imgp1853

こんな感じで空高く吹き出す花火もありました。
ここで注意点です!これらの花火、最前列はかなり至近距離で点火されるため火の粉が空から降り注いでくる可能性があり、服や髪が燃える可能性があります!
これによりジャッキ&グリコは髪は一部燃え、熱に弱いダウンジャケットだった為穴だらけになってしまいました!

Imgp1822

グリコ&ジャッキーの後ろにいたイギリス人が「She is burning!!(あいつ燃えてるぞ!)」と叫び、周りの人が火の粉を払ってくれたので事なきを得ましたが、燃えやすい素材のものは絶対に持っていかない&身につけない方が良いです!

Imgp1901あと少しで「HIS社員、イギリスの田舎町で大炎上」と新聞の一面を飾ってしまう所でしたが、なんとか3人とも生きて帰ってきました。ヒヤヒヤ!

Imgp1794時々花火点火がうまくいかず松明を持った人が走り回るハメになるのもご一興!
こちらはなかなか全体に点火が広がらず、花火を持っているお姉さんが「ちょっとしっかりしなさいよー!」と叫んでいました。イギリス女性は強い!

Imgp1806こういう謎の馬もいます。こちらはあまりの適当っぷりに観衆からも爆笑が起きていました。

Imgp1816勇敢なるスコットランド行進曲(Scotland The Brave)をバグパイプで奏でながらスコットランドも登場!
ミリタリー・タトゥーを思い出してテンションあがりました~!Imgp1827Imgp1875Imgp1833手持ちの照明弾がたかれると街全体が真っ赤に!かなり非現実的な世界です!
Imgp1877Imgp1907この燃える十字架の行進はやはり迫力&ヴィジュアルインパクトがあってカッコイイです!
Imgp1909Imgp1915Imgp1921Imgp1938昼間は雨がポツポツしていましたが夜になると月がでて晴れ渡り気温がかなり低く寒かったです!
でも地面に舞い散ったポピーの花びらとあっててとても綺麗でした!Imgp1944ストリートの先に大きな花火があがりいよいよクライマックス~。
各ソサエティが制作した、イギリス人を今年最も怒らしこれから燃やされる政治家達の人形が登場です、去年はドナルド・トランプが2体燃やされましたが今年は誰が燃やされるかな?!Imgp1952寒すぎて写真ブレまくりですが、まずはミサイルなどで世界中を不安に陥れた北朝鮮の金正恩がミサイルにくくりつけられた姿で登場。
登場と同時にブーイングと罵声が飛び、街全体で彼の悪行を非難します。
Imgp1953そして金正恩の影に隠れてしまったかな?と思われていたアメリカのトランプ大統領も後ろにいました。
木で作られているため民芸品のような妙な愛らしさがあるのですが、これらも容赦なく火の中に突っ込まれて燃やされます!Imgp1954

一歩間違えたら大問題になりそうですが、このイベントでは過去にロシアのプーチン大統領なども燃やされています。
やっぱりかつての大英帝国、海外に厳しいなあ、アメリカなんか何してもイギリス人は怒るしなあ…と思っていたら

Imgp1976現イギリス首相のテレサ・メイの人形も登場!
そんなに評判悪かったかな?と近くにいたイギリス女性に聞いたら「彼女の最近のパフォーマンスは最悪よ、トランプよりましだけど燃やされるべき存在ね、F@CK OFFだわ」とのこと。過激!
前首相のデーヴィッド・キャメロンも過去に燃やされたようです。
Imgp1984

今回多かったのは金正恩の人形かな?
いろんなソサエティがブラックユーモアたっぷりな人形を制作し、ストリートは笑いとブーイングと爆竹の音で埋め尽くされました。

Imgp1985人形は各ソサエティの花火会場に運ばれこの後燃やされます!
この人形たちのパレードがトリで、ルイス・ボンファイア・ナイトのパレードは終了です!

Imgp1971私達は赤白ボーダーがトレードマークのウォータールーの花火チケットを事前に購入しているので、ウォータールーの花火会場へ道にたっているサインを辿っていきます。


ミオ

VoucherH.I.S.ロンドン発行のクーポンについてはこちら!

長引いてますが、まだ続いてます。ルイスシリーズの【4】です。

これまでのブログはこちらからでおさらいdown
【1】Guy Fawkes Nightの起源!16世紀のテロリスト、ガイ・フォークス - ルイス
【2】Lewes Bonfire Night直前!ルイスの街で飲んだり食べたり!
【3】炎の奇祭 Lewes Bonfire Night① - リメンバランス・デーとポピーの花
【4】炎の奇祭 Lewes Bonfire Night② - イギリス人と歴史


Imgp1716

Guy Fawkes Night(ガイ・フォークス・ナイト)を祝う11月初旬、イギリス南部の小さな街ルイスでは松明を持ち中世のような服装で街を練り歩く他の地域と違うガイ・フォークス・ナイト、通称Lewes Bonfire Night(ルイス・ボンファイア・ナイト)を見ることが出来ます。

Imgp1732_2LEWES BOROUGH BONFIRE SOCIETY

青と白のボーダーと南アフリカのズールー族の衣装で登場です。
ヴァイキングや北米先住民族やモンゴル…なぜ他国の衣装や文化でパレードするのか調べた所、これらの国はイギリスがかつて戦争した国や民族です。

Imgp1735

▲ケニアに三年以上住んでいた弊社社員グリコさんはとっても興味津々でした!
ガイ・フォークスが処刑された16世紀から続くこのお祭、第一次、第二次世界大戦の犠牲者のみではなくもっと前の長い長いイギリスの歴史のなかで戦争で亡くなって来た人々へのポピーの花をかかげ追悼しているのです。Imgp1746_2

御存知の通りイギリスは相当数の戦争をやらかし多くの国を支配・虐殺を繰り返した暗い歴史がある国です。
ですが現代のこのお祭では、戦争でイギリスのために亡くなった方だけでなく自国のために闘った相手国への敬意も感じました。

Imgp1742こちらのソサエティは「Blacking up」つまり肌を黒く塗りズールー族を演じるのですが、それが差別に当たるかどうかで一時期問題になり、ズールー族側はOKを出しているとか、でも差別助長行為にあたるからやめるべきだとか、色々な意見がでてモメにモメました。

Imgp1746政治問題には果敢なイギリス人も人種差別に対しては歴史的なことからかなり慎重。
特に1879年に起こったズールー族との戦争はイギリスがアフリカを植民地する象徴的な出来事なので色々な意見が出たのかも。
ですが多くの人がBlacking upを施しパレードに参加していました。

Imgp1744そんな中、ストリートの上のほうから大きな拍手と歓声が巻き起こり本場南アフリカから招待されたズールー族が登場!
ニコニコ楽しそうにパレードを歩き、観衆も彼らが通るたびに大きな拍手を送っていました。

Imgp1747

ルイス・ボンファイア・ナイトも伝統があり、ズールー族とイギリスの間には戦争の歴史があり、現代には人種差別に対する昔とは違う意識があり、色々な衝突がありましたが上手く調和したパレードだったと思います!Imgp1756

▲ジャッキーが「クリスマスツリーみたいな人たちきた!」と大騒ぎした電飾楽器隊
イギリス人の多くが生い立ちや学歴など関係なく、政治や歴史の話が出来るのはこういう日常的なイベントで学ぶ機会があるからかなと思いました。

Imgp1757Imgp1759

Imgp1768Imgp1805こちらがある意味主役のガイ・フォークス人形!
後ろ手に縛られて見せしめにされてるという感じでしょうか、観衆からはブーイングが起こり火薬陰謀事件が起きた当時のような雰囲気です!


ミオ

 


イギリス(海外生活・情報) ブログランキング  ←クリックで応援!


0000686457_2
にほんブログ村 ←クリックで応援!

☆H.I.S ロンドン支店公式FACEBOOK
いいね!ロンドンはこちら!
 

フォロワー急増中Twitterはこちらから!

 

☆見逃せない!お得なクーポンはこちら♪ 

バーバリアン・ビアハウス" 
詳しくはこちらから 



サルディニア料理レストラン・ヌラーゲ 
詳しくはこちらから 

Yamato 
詳しくはこちら 

☆H.I.S. ロンドン支店ホームページはこちら 

☆H.I.S. 旅人になろう ―総集編―LOVE LONDON イギリス特集

 

Imgp1699

Guy Fawkes Night(ガイ・フォークス・ナイト)を祝う11月初旬、イギリス南部の小さな街ルイスでは松明を持ち中世のような服装で街を練り歩く他の地域と違うガイ・フォークス・ナイト、通称Lewes Bonfire Night(ルイス・ボンファイア・ナイト)を見ることが出来ます。

Imgp1645日が暮れた17時頃、いよいよ街の大通りハイストリートを練り歩くパレードが始まります。Imgp1649ガヤガヤしていたハイストリートもどこからともなくぞろぞろと十字架をもったグループが歩いてきたことで静かになりました。
黒い修道士のような恰好でかなり異様な空気です。

Imgp1653

ユナイテッドキングダムを構成するイングランド・スコットランド・北アイルランド・ウェールズの国旗をもった子どもたちと音楽隊。

Imgp1659爆竹の轟音に備えて遮音性イヤーマフや耳栓をつけている子供も多かったです。
私達も始まる前に地元の人に「耳栓買っとけよ!」と言われたので、音に弱い人は対策した方が良いと思います。
ちなみに我々はお酒に夢中で買うのを忘れ爆竹でヒーヒー言うはめに!

Imgp1660▲1917年-2017年 Lest we forget

ポピー(ひなげし)の花を模した花火に点火されルイス・ボンファイア・ナイトの幕開けです。
この数字と花は、イギリスではRemembrance Day(リメンバランス・デー/戦没者記念日/11月11日)の象徴、戦争で犠牲になった人々と今ある平和を忘れないという意味があります。

Imgp1663▲黙祷とともにしんみりしましたが、先陣が火をつけ爆竹が鳴り出し一気に賑やかなムードに
この時期になると服やカバンにポピーの花をつけている人がいるのはリメンバランス・デーのためです。
ポピーの花は主に第一次世界大戦の犠牲者への追悼を意味していましたが、今では歴史上起きたすべての戦争の犠牲者と平和の象徴になりつつあります。

Imgp1666音楽隊の音楽とともに松明をもった各7つのソサエティが続きます。
昼間街中で飲んでいた人々で、ボーダーの服を着ている人たちは参加者だったのです。
Imgp1669

▲SOUTHOVER BONFIRE SOCIETY
各ソサエティはそれぞれテーマ性をもった服を着ています。

Imgp1670

Imgp1671

イギリスの古い町並みと、非現実的な衣装が炎で照らされとても幻想的!映画の世界のようです。

Imgp1673

子供も大人もパレードに参加!子供の参加者は松明が重いのがフラフラしている子もいて、見ているこっちがハラハラしましたが、ボーダーをきた大人がしっかりサポートしていました。

ルイス・ボンファイア・ナイトの写真を初めて見た時に既視感があったのですが、2006年にリリースされ世界的大ヒットとなったアメリカのロックバンドMy Chemical Romanceの「Welcome To The Black Parade」の世界観にちょっと似ている気が!

Imgp1675昼間は特に何も感じなかったのですが、このボーダー服は暗闇に松明の光のみだととても不気味で怪しい集団に見えます!
でもその不安感がこのイベントを余計にミステリアスにしているのかなあと思いました。

Imgp1677

一つのソサエティが去ると束の間静かな街に戻ります、ギャップがすごい。

Imgp1683▲SQUARE BONFIRE SOCIETY

このように7つの団体がウォーメモリアルモニュメントを前に黙祷を捧げ、松明をもって行進するのを繰り返すのですが、段々過激にというか派手になっていく印象でした。

Imgp1685

アメリカの先住民族の衣装ですが、こちらも一歩間違えたら火がついて大変なことになるのでハラハラ。
衣装は凝っていますが、道の至る所に投げ捨てられた火がついた松明が転がっているので長いドレス系の衣装も見ててドキドキしました。

Imgp1719落ちた&投げ捨てられた松明は定期的にこのようなカートで回収されます。
人々のざわめきと炎のゆらぐ音、カートが石畳を叩く音、火薬の匂いが調和してなんとも言えない雰囲気がありました。

Imgp1688

Imgp1689

Imgp1690

ネットの写真でみて「ルイスのガイ・フォークス・ナイト行きたい!」と今年来たのですが、写真とはまた全く違った現地ならでは空気が良かったです!

Imgp1917ウォーメモリアルより下の一本道をみると、道が狭くなる&手持ちの照明弾が焚かれ至る所から爆竹がけたたましく鳴り響き一件暴動のような光景が広がっていました。

Imgp1692

Imgp1696Img_8860

ところで華々しいパレードにも目がいくのですが、不思議なもので段々火そのものをみるのが楽しくなってきます。
火のゆらぎは人の心を落ち着かせリラックスさせる効果があるそうです。

Imgp1705

薪がただただ燃えている映像が高視聴率を叩き出した」という話がありますが、これは人が火のゆらぎによるリラックス効果の結果だと言われています。
ちなみに波をずっとみてても楽しいのも同じ理由だそうですよ!自然って偉大!Imgp1712

カトリック教徒の暗殺計画を阻止したことを花火を打ち上げ国王の無事を祝うガイ・フォークス、起源としてはとても政治色のつよいイベントです。

Imgp1718

今でももちろんガイ・フォークス人形を街中で引きずり回し最後は火をつけ燃やすのですが…
さすが皮肉とブラックジョークが大好物のイギリス人、今ではその年で国内外問わず最も嫌われた&意味不明なことをした政治家や著名人の人形も作って燃やします。
2016年はドナルド・トランプ大統領が2体燃やされました。

Imgp1723

存命の政治家や独裁者なども皮肉たっぷりの人形にして燃やすのですが、これ一歩間違えたら大問題になりますよね。
特に国外のなんて国際問題になりそうな気もしますが、イギリス人にとって「政治に対して怒る」というのは当然の権利なのです。Imgp1732政治の話をタブー視する日本人からしたらビックリですが、こういう国民性だからこそ七つの海を支配できたんだろうなあと思います。良いか悪いかは置いておいて…。
燃やされる人形たちが登場するのはパレードの後半です!


ミオ

【年末年始・営業時間】
2017年12月30日(土)休業日
2017年12月31日(日)休業日
2018年01月01日(月)休業日 元旦 New Year's Day
2018年01月02日(火)通常営業 (9:30 - 18:00)

VoucherH.I.S.ロンドン発行のクーポンについてはこちら!



H.I.S. ロンドン支店

ロンドン優待クーポン MADE in ヨーロッパの旅
2018.05
loading...
WORLD情報局
テーマ一覧