ザコパネはポーランド南部に位置しスロバキアとの国境付近の避暑地、冬には雪がつもりスキーリゾートになります。
ザコパネの山奥にMorskie Oko(モルスキエ・オコ/海の瞳)と呼ばれる美しい湖があると聞き、2時間の山歩きへ出発です。
馬車も走っておりますがザコパネの馬車は過去馬を過労死させまくったという記事をみて、今回は乗らないことに。突然動物愛護に目覚める。
▲至る所に滝や水が湧き出ているところがありました!
湖水地方でもハイキングをしてヒドイ目にあったのに、またもや自分の体力と釣り合わない事をしていまいかなり疲れました。
道は完全に整備されており、休憩できるベンチなどもありますのでゆっくり歩きました。
この日は曇だったのですが、帰りには晴れてかなり暑かったです。
冬はともかく夏~9月頃にいく場合はパーカーなど温度調節できる服で行くことをオススメします。
ベニテングタケかな!?マリオのキノコみたいで可愛い!毒キノコ!
さすが山、空気が澄んでかなり気持ちよかったです!
行き道にも小さな湖があったのですが、草原に突然絵の具で色をつけたようなあざやかな青が広がっていてかなり不思議な光景でした。ヒーヒー言いながら開けた場所にでると、ついにモルスキエ・オコに到着!そらの反射なしでこの水の青さ!背景の無骨な山々とのコントラストがめちゃくちゃ美しかったです!
海の瞳、と呼ばれるだけあって本当にあざやかな青緑!これは9月に行ったのですが、冬はこの湖一面が凍り、山は雪に覆われ真っ白な世界になるそうです。
湖に入る事は禁止されていますが、凍っている時はその上を歩いても良いらしいです。歩くのは辛かったけど冬にもまた来てみたくなりました!
ポーランドの冬は厳しくマイナス10度ほどになるそうですが…それでも来てみたくなる魅力ある湖でした。
もののけ姫の世界みたいですね。
モルスキエ・オコの湖畔には簡易レストランがあります!
朝8時に登り始めお昼時で混んでいましたがランチを頂くことができました!
登っているときは「もうアカン…ここで死ぬんや…」など体力的な限界を感じていましたが、また違う季節にモルスキエ・オコ来たいです!
モルスキエ・オコは道はアスファルトで整備され、そんなに斜面ではないので普通の体力がある方はそこまでしんどい山ではございません。
ですが歩きやすい靴、チョコレートなどエネルギーを補充できるもの、水、などを揃えて登ることをオススメ致します。
Morskie Oko
Morskie Oko, 34-500, Poland
ミオ
ザコパネはポーランドとスロバキアの国境近くにあるカントリーサイド。
冬には雪がつもりスキーリゾートになり、夏は避暑地として多くの人々で年中賑わっています。
ザコパネへは電車でもアクセスが可能ですがクラクフから車で2時間ほどでいけます。
雪国だからだと思いますが、街全体が日本の岐阜県高山にすごい雰囲気が似ていました!屋根の形が似てるのかな?
ワルシャワやクラクフとは全く違う雰囲気がありました!
そんなポーランドの岐阜県ザコパネをざっくりご紹介します~!
博物館Museum of Zakopane Style at Villa Koliba
ザコパネは建築様式や暮らし自体がとてもユニーク。
こちらは古いお屋敷をそのまま博物館にしてザコパネの生活様式を垣間見ることが出来ます!
なんとなくですが「学校の怪談」などホラーものの舞台になりそうな木造の旧校舎にデザインや雰囲気が似ているような?
石造りの建築がおおいヨーロッパでここまで木造建築なのは初めて見たかもです。
室内は素朴なポーランドの暮らしがみれます。
椅子のデザインや棚などのパターンなどとても可愛いです!シルバニアファミリーみたいです。
窓は基本的に二重窓で冬の寒さに耐えれるように作られています。
冬は寒いかもですが木調のせいかとても暖かい雰囲気があります。
部屋に突如として現れる左にあるこのでかいもの…
日本人としては見慣れていないのでかなりギョッとしますがこれはポーランド式ストーブPiec kaflowy。部屋を温めてくれます。
デザイン自体は部屋に溶け込んでいるものの…
天井まで届きそうな重圧な感じ、気になります。
茶色はまだ部屋に溶け込んでいましたが違う部屋ではなぜか緑でかなり異様な空気でした!
ポーランド人は「わー懐かしいー!昔おばあちゃんちにあった!」と大興奮、見慣れてないせいか私はこのデザインちょっと怖かったです。
ロシアのサモワール的なものも。
インストラクションがなくて何なのかはわかりませんが、基本的に寒い冬を乗り越えるための道具っぽいものが至る所に見受けられました。
至る所の装飾が美しいです。
キラキラはしていませんが、木と曲線の組み合わせでとても柔らかい雰囲気があります。
アトリエのような空間が!広いお屋敷なので小さい部屋が所どころにあって、昔住んでいた人たちがどんな暮らしをしていたか想像が広がります。
廊下にはテーブルと椅子が置いてある空間が。
部屋やリビング以外にもこういうゆっくりできる空間があるとはなんとも贅沢です。
Museum of Zakopane Style at Villa Koliba
Kościeliska 18, 34-500 Zakopane, Poland
地元レストランRestauracja U Wnuka演奏会とザコパネ民謡
地元レストランでザコパネの伝統民謡演奏会があると聞きつけディナーに行ってきました。
店内は木目調で、古いザコパネの文化を垣間見れます!
ビールにラズベリーシロップをいれるのがポピュラーなポーランド。
これによりかなり甘く飲みやすいビールになります!
グリューワイン(ホットワイン)ならぬホットビールもあります!
こちらは暖かいせいか酔いが回るのがかなり早い!けど飲みやすくてドンドン飲める危ないお酒。
そしてお酒好きにはたまらない、ザコパネは年中グリューワインが飲めます!
ここのレストランのグリューワインは風味が濃厚でめちゃくちゃ美味しかったです!
このぽってりした形はポーランド食器で有名なボレスワヴィエツに似ていますが、このシンプルな素焼のようなデザインはザコパネオリジナル。
お酒を楽しんでいたら演奏者さんたちがぞろぞろ入ってきました。
とっても陽気で楽しい感じの民謡!この大自然あふれるザコパネの豊かな空気を感じますよ~。
酔っ払ったポーランド人カップルが踊りだし、左のドイツ人団体観光客が手拍子をして、とってもいい雰囲気!
というわけでどんな意味の歌詞なんだろう?と思って、一緒に行ったポーランド人に聞くと「要約すると憎きドイツ人を皆殺しにしろって感じの歌詞」って言われて凍りつきました!
ポーランドの歴史を考えると仕方がないけどドイツ人観光客のまえでいいのかな?ちょっと過激じゃございません?と心配になりました!
しかし一緒にいったイギリス人が「でもここにイギリスが入ると、全標的はイギリスに向かうんだよな~」といってポーランド人が「そうそう、イギリスは別次元でダメ、いつも災いを作り利益だけとって逃げる」と笑っててヨーロッパ史の闇の深さを垣間見ました…。
それでもポーランド人とイギリス人とあんまり関係ないけど日本人が同じテーブルでご飯やお酒をいただけ、ドイツ人もポーランドで楽しく過ごせる時代がきてよかったです!
ご飯はポーランド人にお任せしたので料理名がわからないのですが…。
なんとザコパネではポーランドの代表的な料理ピエロギがポピュラーではなく、このレストランにはありませんでした!
山岳地帯なのでやはりお肉を中心に食べるらしく、クラクフではあまり見ないソーセージなどのメニューが多かったです。
ザコパネの名産オシチペックチーズ。
炙りチーズはどこでもみかけましたがめちゃくちゃ美味しい&お酒に最高にあいます!
Restauracja U Wnuka
Kościeliska 8, 34-500 Zakopane, Poland
※演奏会は定期的にやっているようですが、日時についてはレストランに直接お問い合わせ下さい。
ザコパネはリゾート地なので宿泊施設はあるのですが、やはり数はそこまで多くないので早めに予約することをオススメします。はトラディショナルなザコパネ様式+ファミリーや大人数で行っても泊まれる大部屋が魅力的。
道路に面しているのにとても静かで夜は川の流れる音を聞きながら寝ることが出来ました。メディテーション効果半端ない。
屋根裏部屋っぽい雰囲気が可愛い!
ポーランド人曰く、昔は家族で住んでいたけど子供が独立して宿泊施設にしたのではないかとのこと。
一階には共同キッチンもあります!
長期滞在する場合は食材をかってここで料理したり、選択することも可能です!
庭にはバーベキュー設備?や外でお茶が出来るスペースなどもありました。
朝食はお隣のカフェで特別価格で頂けます。
ザコパネは刺繍工芸が有名なせいかテーブルクロスも可愛いです。
ナプキンのはボレスワヴィエツかな?この形のナプキンケース、ポーランドではかなりポピュラーなのですがナプキンが取り出しにくくよくバラバラにしてしまいます…
何かちゃんとした使用方法がもしかしたらあるのかな~
ハムと野菜と卵料理もしくはソーセージがでるのですがこれが美味しい!
朝食を普段は食べないのですがたくさん食べれました。健康的。
旧木造教会
ザコパネで1番古い教会は木造!
教会といえば石造りに天使や神などの彫刻がのっているイメージが強いですが、こちらは木造で十字架がのっていないと山小屋のような可愛いデザインです。
教会前でポーランド人のおじいさんにいきなりポーランド語で話しかけられたのですが、同行者のポーランド人いわく「雨がもうすぐ降るから気をつけなさい」とのこと。
都市部の人よりやはり人がフレンドリーなような気が!
色々な国に行きましたがポーランドは本当に敬虔な信者が多い印象です。
若者は少ないものの多くの人が祈りを捧げています。
懺悔室では頭を垂れながら座り込んでいる女性がいて、「あの人一体なにやらかしたんだろ!」と非常に気になりました。
私も懺悔すべきことは沢山ある気がしますが大体のことをすぐ忘れるので、神と向き合いながら生きているポーランド人の姿はとても真剣に生きてる感じがしました!
教会の近くには墓地があります。
こういうところ前にも来たわ……ファイナルファンタジーかなんかで……と海外の墓地にくるとすぐゲームの世界と混合してしまうのですが、墓地のデザインが凝ってて見てて面白かったです。
墓地においてあるランプが可愛い欲しい欲しい!と言ってたのですが、こちらは墓地用のランプなので普段使いはNGだそうです。
人がガヤガヤいるとおもったら墓地の修復をしているとのこと。
木だから痛むよね~…と見てたら
チェーンソーで派手に切断していました。意外に大胆!
教会の厳かな空気と、可愛い死者のランプと、チェーンソーの組み合わせがとても不思議でした~。
Old Church & Cemetery
ul Kościeliska Zakopane, Poland
レストランCzarny Staw Restauracjaザコパネのメイン通りKrupowki Street(クルプフキ通り)にあるレストランCzarny Staw Restauracjaへ!
店内はザ・ザコパネデザインです。
羊やヤギのミルクから作られるオシチペックチーズ、塩辛さが強いのですがこれにジャムをつけて食べると本当に美味しくパクパク食べれます。
今回のザコパネ旅行中はずっとチーズを食べていた気が…。
そしてポーランド名物ピエロギがあったので迷いなく注文。
こちらはブルーベリージャムのピエロギ。デザート感覚で食べるそうです。
私は甘いものが苦手なので食べませんでしたが相当美味しいらしいです。
鳥のカラアゲのようなもの。ここのレストランは量が半端なくて1人1皿ではなくシェアをオススメいたします…。
ポーランド名物ポテトのパンケーキプラツキも大きい!
こちらはお肉をお肉でまく山岳特有の料理だそうです。
ハードな仕事や寒い冬をこすため山岳地帯ザコパネの食生活は他のポーランドの地方とまた別物だそうです。
Czarny Staw Restauracja
ul. Krupowki 2, Zakopane 34-500, Poland
マーケットはおみやげの宝庫!
木工細工とチーズが名産物のザコパネのマーケットはおみやげにピッタリなものが沢山売っています~!
レストランで美味しかったチーズもこんな感じで売っています。
観光客も多く買いに来ていましたが地元の人も多かったです。
▲冬でもあったかグッズ!フェルト工芸はザコパネの特産。
ザコパネは観光地ですが、完全に観光地化されているわけではなく地元の人の暮らしがところどころに見え隠れしてたのが面白かったです。
そんなわけでポーランドのカントリーサイド、是非訪れてみて下さい~!
歴史と自然あふれるポーランドへの旅行もH.I.S.におまかせ!
ミオ
コミコンでポーランドのオタク文化を楽しんだ翌日はワルシャワをぐるっと回ってきました。
ポーランド首都ワルシャワ
クラクフとはまた違ったカラフルでカワイイ街並みの旧市街地。
小さい道にもカフェやレストランが立ち並び、観光客も多く活気のある街です。
だまし絵。
外からもかわいいShabby Chic Coffee & Wine Barというカフェでお茶しました。
フルーツタルトは甘さ控えめでとても美味しかったですが、チョコケーキは相当甘かったそうです。
ポーランドのお菓子はイギリスに比べてかなり糖分が少ないと思いますが、それでも日本人にしたら少し甘すぎなものもあるんですね~。
■Shabby Chic Coffee & Wine Bar
Piwna 20/26, 00-001 Warszawa, Poland
美しい旧市街地もいいですが、文化科学宮殿など社会主義の産物も…ポーランド人にしたら憎々しいと思いますが…観光客からみると一見の価値があります!
文化科学宮殿は完璧なシンメトリーとその物々しい雰囲気が美しいです。スターリンから贈られたこの巨大建築物、当初は「スターリン文化科学宮殿」という名前だったそうです。
贈り物に自分の名前入れるってどういう事だよ~って感じですが、スターリンの死後、ポーランド人たちは「スターリン」という名をスッと削除したそうです。
今でもこの文化科学宮殿はロシア支配の象徴なので取り壊すべきだという意見もありますが、ワルシャワを一望できる事から観光客には割りと人気がありポーランド人にとっては非常にヤキモキする存在のようです。
急速に近代化がすすむワルシャワの街、様々な歴史を抱えていて歩いているだけでも楽しいです!
名門ワルシャワ大学散策
旧市街地への目抜き通りにカッコイイ門をかまえているのがワルシャワ大学。
クラクフのヤギェウォ大学と共に偏差値がお高い人々が通うポーランドでも名門大学です。
キャンパス内は緑が多く、校舎は一個一個のデザインが凝ってて小説の世界のようです。
ワルシャワ大学、実は「日本語学科」なる学科が有名で、学食食べるついでに日本語学科を訪ねてみようと忍び込みました。
※大学自体はパブリックオープンです!不法侵入ではありません。
しかしポーランド語がわからないので外にでている学部案内がまったく理解できず日本語学科を探してキャンパス内を徘徊するハメに…。
WIFIがなくスマホが使えないのでググれずとりあえずうろうろ、どうみても不審者です。
「KATEDRA JAPONISTYKI」が何となくJAPANぽいというかなり偏差値が低い理由で、建物に入ろうとしたら教授っぽい人がちょうどでてきたので「日本語学科を探してるんですけど…」と英語できくと流暢な日本語で「ここですよー是非入って生徒と交流してください」と言われビックリ。
校舎入ってすぐに天皇皇后両陛下がご訪問された記念パネルがありました。
天皇皇后両陛下がよく外国へ行かれるのをTVでみていましたが、訪問記録としてこういう記念碑が残ってるのは初めて見ました。
長期休暇の大学生御用達のリゾートバイトの求人が!
ポスターや張り紙だけみるとに本当に日本の学校のようです。
休み時間を狙って教室に入ってみました。
教室は四方の壁にびっしりと日本の文化・歴史・宗教にサブカルチャーなど様々なジャンルの書物が並んでおります。
この学科は30年以上の歴史をもち、日本文化への関心が高まる昨今では倍率は30倍を超えポーランド中の大学で最も入るのが難しい学科と言われています。
教授や生徒さんと話しましたが皆さんかなり真剣に「日本」を研究されておりました。
現在は狂言の曲目「附子」や「金閣寺の歴史」を勉強しているそうです。
日本への見解や知識は日本人以上で私のほうが「それ何?」と聞く事が多かったです…。
日本語学科の生徒さんに学食の場所を聞いて向かいます。学内の隅っこにありました。
オレンジの瓦屋根がなんとも沖縄っぽいこちらが学食です。
ここにきてまたもやポーランド語が全然わからないためメニューをみてもサッパリ、どうやって頼むのかも謎!
困った困ったと思っていたら言語学の教授がすっ飛んできてメニューを全部訳してくれたうえ、代わりに頼んでくれました。有り難い~!
▲ポーランドロールキャベツ ゴウォンプキ。安くて美味しかった。
結局言語学の教授が席も確保してくれてて一緒に学食を食べました。
話したところ教授の友人が日本人らしく言語学的にみても日本語は(略)ということでかなりの親日家だったので優しくしてもらえた模様。
歴代の良き日本人たちのおかげでロクデナシの日本人も国籍による恩恵に与っております感謝~!
教授にワルシャワ大学図書館の場所を聞いて食堂をあとにします~。
建築物としての美しさで有名な図書館までは森をぬけて徒歩10分程。
かなりカーブを描いたこちらの建物がワルシャワ大学図書館です。
青空の下のコントラストがセクシー!建築物としておもしろい建物です。
巨大な温室のような見た目、ゲームの世界の建築物みたいにソリッドです。これはかっこいい!
陽がそそぐアーケード街にはカフェなどがあり、図書館で勉強したり本を読んだりコーヒーを飲んだりできます。
いいなあこれ家の近くにほしいなあ…
屋上には人工物と自然の調和が美しい空中庭園があります!
建物にはツタがからみ「ラピュタみたい!!」と大興奮!
▲ハンギングベッドでリラックス
一見公園のようにしか見えませんが建物の屋上にあるため風が気持ちよく、そして車の音など全然聞こえず不思議な空間です。
「ラピュタみたい」とか「ゼル伝の森の神殿みたい」とまた二次元と区別がついていない発言をはきながら屋上を散策します。
ビルの上にあるため遠近法が狂って手前の人が巨人のようにみえます!
本当にどこをとっても美しいです!
この日はカンカン照りでかなり暑かったのですが、この空中庭園は涼しかったです。
ウロウロしているとまん丸い森のような場所が…
上がってみると天窓を覆うように植物が形成されていました。この下が図書館になっています。
ナウシカの王蟲の目のようです。
窓からは図書館内部が見えます。色のせいか水の中に図書館があるみたいです。
ワルシャワ大学は現地の人とも話せたし、図書館&空中庭園のデザインがかっこよくて大満足でした。
■ワルシャワ大学 University of Warsaw
Krakowskie Przedmieście 26/28, 00-927 Warszawa, Poland
H.I.S.ワルシャワ支店
ワルシャワ大学と同じ通りに…
H.I.S.ワルシャワ支店がありますー!
日本国内に299店舗、66カ国に海外支店が233店舗あるH.I.S.~いたるところにH.I.S.!
しかしここにたどり着くまで、全く知らない人の家に間違って入り込んでつまみ出されるというアクシデントもありました…社会に迷惑をかける達人!
ワルシャワ支店の方々です!
同じ企業に勤めていても私はひきこもり社員なので他支店の方と会うことがあまりない為、なんだか変な感じでした。
ワルシャワ支店では訪日手配が主な事業で、清潔感あるきれいなオフィスが印象的でした!
■H.I.S. Poland
lok.3, Krakowskie Przedmieście 20/22, 00-325 Warszawa, Poland
ポーランド人のお友達と日本へいくなら是非ポーランド支店へ!
ワルシャワ蜂起記念碑
旧市街地の少し外れにワルシャワ蜂起記念碑があります!
近くで見るとその迫力と大きさに圧倒され、いまにも動き出しそうな細やかな造形が素晴らしいです!
ワルシャワ蜂起は、ナチスドイツの侵略に悩まされていたポーランドにソビエト連邦が「サポートするから共に戦おう!」と誘い、勇気づけられたワルシャワの市民はみな武器をもちドイツに反撃。
でも結局ソ連は援護せず、援護がないと判断したドイツにポーランドに徹底的に攻め込みます。
63日間に及ぶ戦闘で女性・子供を含む22万人の犠牲者を出す大惨事になり、それにプラスしてドイツによってワルシャワの街並みは跡形もなく破壊されこの一連の出来事をワルシャワ蜂起と呼びます。
この場所はポーランド軍が降伏をしめすために武器を置いた場所だそうです。
国単位で陥れたり、陥れられたり、戦争というのは虚しいものですね~。
結果からいえば多くの国民が犠牲になりましたが、一方でこの行動はナチスにずっとやられっぱなしだったポーランド人に誇りを取り戻す大きな出来事だったとも言われます。
今現在の美しいワルシャワの街並みは終戦後、ポーランド人の手によって再建されたもので破壊される前の姿を忠実に再現しているそうです。
ワルシャワの街並みはどことなく新しいので退屈に感じる人も多いといいますが、ワルシャワ蜂起の事を思えばここまで再建したポーランド人は本当にすごいと思います!
ワルシャワ蜂起については博物館もありますので、ご興味のある方は是非!
■ワルシャワ蜂起記念碑 Warsaw Uprising Monument
pl. Krasinskich, City-Center
ミオ