ロンドン・イギリスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介ロンドン観光ブログ

テーマ：アート：芸術全般

2010.06.04

今年はなかなかいいね、トラファルガー広場の「第四の台座」

みんさんこんにちは(・ω・)

10日程前にニュースでも話題になったロンドン夏の風物詩
トラファルガー広場の「第四の台座」プロジェクト

ちなみにエジンバラの夏の風物詩は
ミリタリー・タトゥー花火鑑賞付き　英国ハイライト５日間
<< 詳しくはこちら>>

「第四の台座」というのは
英雄らの像を飾る四つの台座のうち唯一空席となっている
「第四の台座」のこと

毎年、英国を代表するアーティストによる作品が
置かれたこの台座でしたが
昨年はアントニー・ゴームリーによる
アート作品を展示する代わりに、1時間交代、1日24時間、
100日間の合計2400人の人が台座に立つというプロジェクト
が行われました

今年はその台座に、ナイジェリア系英国人の
インカ・ショニバレ（Yinka Shonibare）の
コンペ優勝作が設置されました
H.I.S.ロンドン雑学講座-トラファルガー広場の今年の「第四の台座」

作品は、「ボトルの中のネルソンの船」というタイトルの通り
この広場の記念碑の先っぽに立つネルソン提督の船
「ヴィクトリー号（HMS Victory)」のレプリカをボトルの中に入れたもの
昔からよくお土産屋さんにる、割りと熟練した技術がいる工芸品です

かなり巨大です
H.I.S.ロンドン雑学講座-トラファルガー広場の今年の「第四の台座」

船の帆はとってもカラフル
アフリカの女性のドレスによく使われるパターンですね
うちの近所でも毎日曜日によく見る柄だわ

この船をどうやって瓶の中に入れたのか、、、
IKEAのフラットパックのように
船の帆をフラットにして、他の工芸品と同じようにして
外から巨大ピンセットで帆を広げたのでしょうか

小人説もありますが（笑）
作者によると内緒だそうです

トラファルガー広場にちなんだ作品のバックグランド
作者自信のバックグラウンド（アフリカ系英国人）
そしてコスモポリタン都市ロンドンという
たくさんのメッセージが伝わる作品です

2012年までこの台座に鎮座するので
これから観光で来られる方、お見逃しなく！

動画を見る

ハイエナの母