ロンドン・イギリスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ロンドン観光ブログ

みなさんこんにちは

日本でも馴染み深い、トワイニング社の紅茶
イギリスの国民にもかなりの割合で愛飲されています。

イギリス人の年間一人当たりの紅茶消費量は約2.6Kg。

最近のコーヒーブームもあり、以前よりは減少傾向にありますが、
それでも80％のイギリス人が、毎日平均5～6杯の
紅茶を飲んでいる計算になるそうです。
ちなみに日本人は年間一人当たり約100g強ですから、
イギリス人の約25分の1の消費量となるそうです。

確かにイギリスの水は紅茶とよく合うと思います。
日本で日本茶が格別に美味しいと感じられるように、
その土地の水とよく合うお茶というものがあり、
英国では紅茶との相性が抜群に良いのでしょうね。


そのイギリス、ハンプシャーのアンドーヴァーに本社を構える
トワイニングの歴史をちょっとだけご紹介すると、、、

東インド会社でも働いていた経験のある、
トワイニングの創始者トーマス・トワイニングがロンドンで
「トムズ・コーヒーハウス」を買収したところから店は始まります

1706年にロンドンのストランド通りに世界で初めてコーヒーハウスを出店し、
紅茶の販売を始めます。
そして300年経った現在もストランド通り216番地にて営業中！


そしてとうとう以前より訪れてみたかった
このトワイニングのお店を訪れてきました
世界的に大きな会社なのに、この間口の狭さがまたユニーク


会社は現在アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズの傘下にあり、
10代目の当主であるスティーブン トワイニングが現在トワイニング社の
取締役広報部長を務めています


このお店の入り口の装飾もバスに乗っていて毎回気になってました


トワイニングは歴史的にも英国の紅茶文化に大きく貢献しています

1706年：

トワイニングの創始者トーマス・トワイニングが

ロンドンで「トムズ・コーヒーハウス」を買収。紅茶の販売をスタート

1717年：

イギリス初の紅茶専門店トワイニングの前身「ゴールデン・ライオン」開業
女性の店への出入りを自由に許可した

1784年：

4代目リチャード・トワイニングが英国政府に働きかけ減税法を成立させ、
その後の紅茶の消費量拡大につながる

1837年：

ヴィクトリア女王がトワイニングに紅茶ではじめての
英国王室御用達の称号を付与

1906年：日本へ輸出開始

1910年：フランスへ出店

1956年：ティー・バッグを採用

紅茶専門店には、階級、性別に隔たりを作らずに販売したことで、
家庭へ紅茶が浸透ということですが、当時紅茶は大変貴重なものだった
でしょうから、やはり階級という点では愛飲者は限られていたでしょうね

お店の入り口に残るタペストリーも素敵です


とても小さな間口から想像できるように、店は細長～～～く
奥行きがあり、両側は紅茶で埋まっています
ティーバッグはなんと1個からの販売も！！


こちらがちょっとだけお目当てだった
ロイヤルウェディング　スペシャル缶入りティーバッグ￡4.99


UKサイトで見ると
http://shop.twinings.co.uk/shop/royal-wedding.html

ブルーとブラックがあったようですが、今はブラック缶のみに
なってしまったようです

ちなみにこちら数に限りのある限定品で、日本未発売品です

紅茶以外にもとってもファンシーなポットやカップ
トワイニングのロゴ入りマグやポットなども販売しています


このように奥のほうには、お茶葉が並べてあり


めずらしいお茶もこのようにわかりやすく説明入りで展示されてます


ロンドン支店の大の紅茶好きのかじくんも喜びそうなお茶がいろいろ


一見カマ切りのたまごを思い出しましたがこれもお茶です
カマ切りと言えばまた連想するのが、ラビット関根ね
関根勉の前身です（古！）


日本だとトワイニングやその昔はブルックボンドがどの家庭にも
置いてあったと思います
日本でも手に入るし～と思われるかもしれなせんが

店では紅茶のほかにもハーブティーやフルーツティーなど
日本では購入が難しいものもティーパックでたくさん販売してますので
お土産に喜ばれるのではないでしょうか？

結構リーフティーの紅茶って日本だと出番がないこともあるので
ティーパックだとオフィスでも気軽に飲めるし
お手軽なので、かえって重宝がられるのでは？

コーヒーハウスから始まったということで、珈琲豆も販売してます
この銅の入れ物がカッコイイですね

店の最後には、小さな博物館があり、歴史的に貴重な
キャニスターや、写真、挿絵などが展示されていました
ここで、ちょっとしたテイスティング教室なんかもされてるようですね


ちなみに店の目の前はニュースでちょくちょく登場する
The Royal Courts of Justice　王立裁判所
もしかして、ブリジットジョーンズの日記にでてきた
裁判所もここだったかな？


小さな間口の中に歴史がた～くさん！
ロンドン滞在中にマストで訪れる1店として、おすすめです。

おもこ

Twinnings
216 The Strand
London
WC2R 1AP
(Opposite the Royal Courts of Justice.)

www.twinings.co.uk

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