東西をわけていたベルリンの壁も見ることができました。
なんでその映画なんだ、と言われそうですがベルリンの壁といえば映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」!
この映画のおかげでこの壁は背徳の象徴だったのですが、まず厚みが全然なくてビックリ!
30センチあるかないか位かな?とても薄いです!
壁は一晩で築かれ25年間もの間東西を断絶していたそうです。
1989年、ギュンター・シャボフスキーというドイツ人が状況をよく把握できてないまま「国境を開放するよ~!今すぐだよ~!」と発表したことにより崩壊しました。
よく理解できてないのにドヤ顔で発表してしまうスポークスマン!
それがギュンター・シャボフスキー!仕事への適正ゼロ!
しかも記者会見のあと本人はさっさと家に帰ったそうです。
集まった記者はビックリしつつもTVラジオでニュースを流し、東ドイツ国民が狂喜乱舞して壁に殺到、警備兵突然のことに涙目、仕方なくゲートを開いたそうです。
意図せずうっかり壁崩壊へ導いたギュンター・シャボフスキーは、離党処分を下されその後はジャーナリストとして生き2015年に亡くなりました。
結構最近までご存命だったんですね!
今では彼の「勘違い」は「歴史上最も素晴らしい勘違い」と呼ばれているそうです!
テロのトポグラフィー(英:Topography of Terror / 独:topographie des terrorsは1933年~1945年までのヒトラー政権の様子が写真で紹介されています。
そしてここには元々ゲシュタポ(秘密国家警察)本部があった場所です。
ナチス政権の過程を見れる貴重な場所だと思います。
ヒトラー政権がどのように失業率を減らしたか、どのように国民を取り込んでいったか、あまりの策士っぷりに悪い意味で感心する部分もありました。
結果のみをみて今現在「ナチスのやったことは悪だ!差別はダメ!」と言うのは簡単ですが、どうやって国が狂いホロコーストへ突入していったかを見ると、当時ドイツにいたら密告を恐れずそう言えたかは自信ない、と思います。
テロのトポグラフィーは処刑写真なども多く、ドキュメンタリー映画「夜と霧」の最後にでてくる有名な字幕を思い出しました。
戦争が始まって良心に忠誠を誓うことの難しさと集団心理の怖さを見れたと思います!
若い人が結構多く見学していたのが印象的でした!
誰かと一緒にいくと色々話が出来ていいなあと思います。
◆テロのトポグラフィー博物館
Niederkirchnerstraße 8, 10963 Berlin, Germany
ミオ
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