様々な品物が置いてあり心躍るお店、それはもちろんホームセンター。
B&QとHOMEBASEはDIY大好きなイギリス人を支えるイギリスの二大ホームセンターです。日本でいうコーナンやカインズホームのようなものです。
日本のホームセンターが好きな方はイギリスのホームセンターもかなりハマると思います。
基本的に郊外にあるので規模が大きいのと、家の内装などを自分たちでDIYする人が多いのでブランドや品数も倍以上あり、何に使うのかわからないものもたくさんあります!
ホームセンターは明確な目的がなくても商品をジロジロみてるだけで一日楽しめますが、この趣味趣向は意外なことに人を選ぶのでホームセンターが好きな人と来るか、自分一人で心ゆくまで遊び尽くすのをオススメ致します。
▲好みの色のペンキを作ってくれるコーナー
プライベートで壁画制作などもしているのですが、ペンキ売り場は画材屋の絵の具売り場よりもエキサイティング~!
75mlのチューブで無理っぽい規模の絵はペンキを代用できます。
壁紙を張り替える予定ないのですが、色々な柄が楽しい壁紙コーナーもあります。
ゲーム「ザ・シムズ」シリーズが好きな人はこれをみた途端頭が建設モードになること間違いなし!チートコードで努力せずお金を稼ぎ豪邸を建てます!
あと「日本では大型ショッピングセンターに売っている●●、イギリスではどこにあるんだろう?」というものの多くはホームセンターにある事が多いです!万能!
B&Qのウェブ、もしくはHOMEBASEのウェブで検索してみて下さい。
画材屋では手に入らない大きさのカンバスはホームセンターで材料を買って自分で作ると安上がりです。木材の香りが最高です、都会の中の森林!
イギリスで美大に通っている方はホームセンターで材料を探すと、面白いアイデアも浮かぶかもしれませんので、才能が枯れ果てたと思ったら是非ホームセンターへ!
ホームセンターを舞台にした壮大な闘いが見れるのが映画「The Equalizer(イコライザー)」!
ホームセンターの店員が売られているものや死角を使ってバンバンさばき、結構エグかったけどクロエ・モレッツが鬼可愛い映画です。
ホームセンターに入るとたちこめる木材の香りはまさにいやし効果。
「こんな木もあるんだね~へえ~」などと独り言をブツブツいいながら木材をチェックするのも楽しいです、買っても使うあてないんですけど。
この日はプラスティックのストレージボックスを買いにきたのですが、このストレージボックスを探すまで3時間程経過していました。
一緒に行った人はホームセンターの良さがわからない種族なのでかなりイライラしていましたね。
ところで欧米では「ホームセンターに同性で2人がいる場合はLGBT」という謎の概念が存在しているのですが、これの起源が調べてもわからずで気になっております。
ホームセンターは斧やら何につかうか知りませんが棍棒のようなものも売っており、それがすべて当たり前ですが英語名で書いてあるのでゲームが好きな人にとってはファンタジー系ゲームの世界の道具屋にきたような妄想も出来ます。
これはもっと人を選ぶので一人で行ったときにやることをオススメします。
というわけで様々なものが手に入り、映画の舞台になもなっており、脳内クリエイティブエキスを錬成できたり、ゲームと現実の区別がつかなくなったり、木材の香りで森林のなかにいるような気持ちになれたりする無限の楽しさを秘めたホームセンターに是非行ってみて下さい。
ミオ
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