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みなさん、こんにちは!ロンドン支店のアキヒコです!
シティ・オブ・ロンドンに埋まったこのパネル…なんだかわかりますか!?
実はここから1666(MDCLXVI)年に、今でも歴史に残るある出来事が起こりました!
この事がキッカケで世界初の火災保険も生まれ、今でもテムズ川ではその時のがれきなどが見つかります!
その出来事とは「ロンドン大火(The Great Fire of London)」です!
パン屋から出火した火はみるみるうちに燃え広がり、当時木造建築が多かったロンドン市内は4日間の火災に襲われ焼失してしまいました!!
石造りの街並みのイメージが強いロンドンですが、実はこの大火あとに「木造建築は禁止!!」となり石造建築の街並みとなりました。
そしてパン屋のかまどから出火した…という事実が明るみになるのは、なんと大火から320年後!
その間にカトリック教徒が放火犯だとか様々な憶測が飛び回り、冤罪によって処刑された人もいるそうです…。
焼け落ちたロンドンの復興にどれだけ時間がかかったのか考えるだけで気が重くなります、しかしロンドン大火によって当時流行していたペストが減少したという説もあります!
今では多くのシティ・ワーカーたちが行きかう場所ですが、モニュメント駅を降りると思わず見上げてしまう大きな石碑があります。
これはロンドン大火記念塔(Monument to the Great Fire of London)です!
高さ62メートルと巨大な塔ですが、この数字はこの塔から出火元の距離だそうです。
この塔を見るたびに、かつてここに存在していた木造のロンドン、そこで暮らしていた人々の事、ロンドン大火がどれだけ恐ろしかったのかを考えてしまいます。
アキヒコ
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