観光:情報
2006.07.27
スコットランドといえばバグパイプ。その名の通り、袋(bag)とパイプ(pipe)を合体させた楽器で、脇に抱えた 袋に息を吹き込み、その袋から4本のパイプに空気を送ることで音を鳴らします。その昔、バグパイプは出陣の時、または進攻中のとき、または勝利の戦場で、または凱旋の時、または戦場の勇士を葬る時等に奏でられました。スコットランドでバグパイパーといえば勇敢な兵士ことを意味し、彼らはいつも戦闘の時に敵を威嚇するためと、自軍の存在を知らしめるためにいつも隊列の先頭に立ち、武器を持たない為に真っ先に殺される運命にあったそうです。しかしそのバイパーが殺されるとすぐに、後に続く兵士がそのパイプを受け取って何事も無かったように進軍が続けられたそうです。これを聞くととても、当時のバイパーにはなりたくないと思いますが、とても感慨深いお話ですね。これからは、あたなもバイパーを見かけると遠い昔に思いを馳せることでしょう。 (I.R) スコットランドの文化に触れるエジンバラ日帰りの旅£59~