みなさんこんにちは

先日、
Eleven Spitalfields Gallery  で展示が始まった
Into the World of Palpable Objects and Fruitful Delightは
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

Saatchi Gallery と Channel 4’の New Sensations 2010
ショートリスト及び、Catlin Art Guide
最も注目すべきアーティスト2011に選ばれた
マレーシア出身、ロンドのLCC卒のアーティスト
Fan Chon Hoo の展覧会
そのオープニングに行って参りました!

ギャラリーは、ロンドンのアートシーンが元気な
イーストロンドンのスピタルフィールドマーケットと
ブリックレーンの丁度間にあります

このギャラリーのご近所には英国を代表するアーティスト
ギルバート&ジョージ、トレイシー・エイミン、
チャップマンブラザーズらが居を構えてるんですよ!

Eleven Spitalfields Gallery のオーナーは
アーキテクト(建築家)で
古い歴史的に重要とされる家屋のリノベーションの専門家

ギャラリーに入ってまず目につくのがカラフルな巨大ジェリー
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

子供の頃におやつで食べたゼリーの巨大版で
これはワックスでもなく、
プラスティックでもない本物のセリーなんです
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

タイトルのPalpableというのは、
どんなものかちょっと触ってみたい
イタズラとは異なる、”知的好奇心をくすぐられる”
というよな意味合いでしょうか、
なんとなくわかるような気がしました

H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

このゼリー、生物なので時間とともに
もちろん風化して行くんですね
ですので、出来たてのぷるるんっ、美しい、きれい、から
だんだん透明度や質感にも変化がでてきて、
今はチーズに例えると熟成されたといった感じでしょうか

こちらは、Fan Chon Hoo 作ジェリーのデザイン
これを元に石膏の型を作り、ジェリーを流し込むわけですね~
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

このカラフルな型も実物を前に、
マテリアルがなんなのか
とっても触りたくなります(もちろん触れませんが)

私はちょっと遅れて到着したのですが、
平日の夜というのに
結構なお客さんが訪れててびっくりしました
ちなみに、この界隈はその昔切り裂きジャック事件があったことでも
知られるエリアでもあります(笑)

今回展示されているFan Chon Hooの作品は
この建物が建てられた時代、17-18世紀に
英国人が憧れた東洋、中国
その時代に英国で生産された
プループリントと呼ばれる陶磁器には
パゴダを初めとする、西洋人から見た
当時の東洋のイメージがプリントされてます

Fan Chon Hooはこれをモチーフに現在のイギリスに残る
東洋趣味なものを自身で撮影、
オリジナルのプループリントを
なんと!紙に写しだし、組み立て、
茶器やバスタブといった
オブジェクトを作成 詳しい作品の詳細はこちら

作成したオビジェクトを撮影、プリントしたものは
一見、陶磁器に見え、よくよく見ると実は
紙で作られたことに気がつきます

なるほど~おもしろい発想です
でもなんで紙にしたのかな?
コストレスという点でまた何か
アイディアがあるのでしょうか?

H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

右から、Fan Chon Hoo、オーナー夫人
この展示会のキュレーターの
Fountain Art Projects
キュレーター、Keith Whitle
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

当日は巨大生ジェリーに合わせ、
スモールジェリーがゲストに振る舞われました
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

もちろん手作り!フレーバーもいろいろで

ウォッカテイストなんていうものもありました

巻頭で紹介したように、ギャラリーのエリアには
人気のスピタルフィールドマーケットがあり
H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain
↑マーケットの近くのカフェ

ギャラリーのある今から300年ほど前に建てられた
この界隈の家には当時フランスからの移民の住居として
建てられたということで、ジョージアン調の家にシャッターが
ついているのが特徴

H.I.S.ロンドン雑学講座-fountain

ギャラリーの斜め前の家屋は、
まだ改修されていない当時のままのもので内部見学ツアー、
それからよく映画の撮影にも使われてます

なかなか中を見たくても見れないこの界隈のお屋敷
ギャラリーを覗くとお屋敷の一部が垣間見れるチャンスでもあり
1粒で2度美味しいこの機会是非覗きに行ってみてください

それから、生ジェリー(ゼリー)は、
日増しに姿形、臭いにも変化がでてきます

熟成しすぎて撤去されることもあるので、
お早めに訪れることをオススメします(笑)

Into the World of Palpable Objects and Fruitful Delight

Curated by Keith Whittle

3rd – 26th February 2010
Eleven Spitalfields Gallery
11 Princelet Street
Spitalfields
London E1 6QH
Map

Private View 3rd February 2011 – 6.30pm to 8.30pm
Opening Times: Tuesdays to Sundays, 12 – 6 pm and by appointment

Fountain Contemporary Art Project

ハイエナの母 改め ロンドン支店 久木

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