スポーツ:サッカー
2011.05.04
イギリスで五月晴れとは言いませんが、それに相応しいさわやかなRoyal Weddingの熱気も覚めやらぬ日曜日、世紀のイベント以上の興奮を期待して、久々にエミレーツスタジアムに足を運びました。残り4試合。現在9ポイント差。
ここで負けると、Gunners(ガナーズ:アーセナルの愛称)のリーグ優勝の可能性はほぼ消滅とあって、Gooners(アーセナルサポーターの愛称)の気合の入り方は半端ありません。
Arsenal = 兵器工場 という地名ではないチーム名はイギリスではかなり稀。
もともとは1886年ロンドン南東部Woolwichにあった Royal Arsenalという王立兵器工場の労働者で形成されたダイヤル・スクエアというチームが前身。それでチームシンボルには大砲が使われ、ダイニングパッケージで食事をするレストランの名前はそこから来てるんですね。
そしてその後Royal Arsenalと名称変更。1891年にプロチーム化とともにWoolwich Arsenal に名称変更。このときは地名がついてたんですね。
1913年にチームが北ロンドンのハイバリーにホームスタジアムを移した際にWoolwichが外れて現在のArsenal Football Club になりました。
ちなみに、1919年に隣のライバルトットナム・ホットスパーズを差しおいて一部昇格を果たしたことが、現在まで続くライバル関係の始まりになったといわれています。
その仲を表すサポーターズソング、チャント(Chant)がこれ。
What do u think of Tottenham,S*it,
What do u think of s○it,Tottenham,
We hate Tottenham and we hate Tottenham,
We hate Tottenham and we hate Tottenham,
We hate Tottenham and we hate Tottenham,
We are the Tottenham haters,
*スパーズファンの方々申し訳ございません。あくまでフットボールの文化紹介の一環として紹介させていただいています。
まぁ、フットボールはワーキングクラスのスポーツ、上品なものではないですね。
ただスタジアムでこのチャントを聞いているとホントにしびれます。凄くいいです。
それこそがスタジアムでフットボールを見る醍醐味ではないでしょうか。
先日、長友選手がチャンピオンズリーグの試合の後、日の丸を持って登場したときに、サポーターが、リバプールのチャントとして世界的にも有名で、FC東京も採用している(スポンサーが東京電力さんというのは歴史のいたずらでしょうか)、〝You'll never walk alone〟を大合唱したのは記憶に新しいところです。
参考までに、名曲中の名曲Chant。
When you walk through a storm
Hold your head up high,
And don't be afraid of the dark,
At the end of a storm,
There's a golden sky,
And the sweet silver song of a lark,
Walk on through the wind,
Walk on through the rain,
Though your dreams be tossed and blown,
Walk on, walk on, with hope in your heart,
And you'll never walk alone,
You'll never walk alone,
Walk on, walk on, with hope in your heart,
And you'll never walk alone,
You'll never walk alone...
かなり酔っ払い気味に歌ってますね・・・。
さて、駅に着きました。
スタジアムへ向かうGoonersの群れ。
イギリスならではの騎馬警官
エミレーツスタジアムが見えて参りました。
怪しげなおみやげ物屋があります。
ココから階段を上がって、橋を渡るとそこはエミレーツスタジアム!
おお、アンリを始め往年のメンバーが・・・。
嫌でもテンションあがります。
そして中に入ると、こんな具合。
そして、ビューはこれ!!!
いや、圧巻!本日の入場者60,000越え!
ほぼMAXです!!!
そしてこんな嬉しい横断幕も・・・。
そしてチームの要でありキャプテン、スペイン代表10番、セスク・ファブレガスは本日欠場。
セスクのチャントはこれ。
We've got Cesc Fabregas,
We've got Cesc Fabregas,
We've got Cesc Fabregas,
We've got Cesc Fabregas...
本日の両チームのスタメン、そして入場!
さてKick Off!
こうやって、小さい頃から自分のチームがあって、応援にきて気がついたら根っからのGoonersになっているのでしょうね。羨ましい文化的背景がここにはあります。
そしてこんな具合になるんでしょうかね。
We love you Arsenal, we do,
We love you Arsenal, we do,
We love you Arsenal, we do,
We love you Arsenal, we do,
Oh Arsenal we love you!
もうひとつ。
Arsenal till I die,
I'm Arsenal till I die
I know I am,
I'm sure I am,
I'm Arsenal till i die...
緊迫したまま試合は進み、後半からナスリに変えてアルシャービンを投入。
アルシャービンのチャント。
He's five foot four,
He's five foot foouurr,
We've got Arshavin,
F○ck Adebayooorr!
アデバヨルがマンチェスター・シティに移籍したのを受けて入団したアルシャービン。
これまた強烈なチャントです。
そして・・・56分、ついに・・・
Goal!
Goal!!
Goal!!!
ここでまたチャントがスタジアムにこだまします。
One-nil to the Arsenal,
One-nil to the Arsenal,
One-nil to the Arsenal...
nil は 0 という意味です。
1-0でアーセナル!
欠場したセスクに代わって出場したアーロン・ラムジーが決めました!!!
マンUも必死です。
もう祈るような気持ち・・・。あ、ロスタイムが4分もある・・・。
そしてついに・・・
Time Up!!!
これで、まだプレミアシップの行方は判らなくなってきました。
次節、マンU vs チェルシー 次第ではまだGunnersにも可能性があります!!!
試合が終わってGoonersはチャントを歌いながらスタジアムを後にします。
And it's Arsenal,
Arsenal FC,
We're by far the greatest team,
The world has ever seen....
Text by Maggie
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