ロンドン・イギリスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ロンドン観光ブログ

皆様こんにちは。

7月に入ってから突然ロンドン名物の交通渋滞がなくなり、毎朝夕スムーズにバス通勤をしています。

渋滞が悪化するなら分かりますが、これもオリンピックの影響なのでしょうか？

嵐の前の静けさ？それとも私のバスルートだけ？と思っていたら今朝は渋滞に遭いました。
いつもどおり変わらないロンドンです。

チケットが手元に届いた方は当日までに、移動手段をチェック！

乗車と降車によってが駅が異なる会場もあります。ご注意ください。

ウィンブルドン編

ノース・グリニッジ編

グリニッジパーク編

ウェンブリー編

ローズ・クリケット・グラウンド編

オリンピック・パーク編

ハイド・パーク編

さて今回はロンドン中心から少し離れた郊外

かつて王様の居住地であったここハンプトンコート宮殿をご紹介します。

この宮殿は、当時ヨークの大司教で浪費家だったトーマスさんが

ハンプトンコートにイギリスで一番美しい宮殿を作りましたよと、ヘンリー8世に自慢したところ

ヘンリー8世「いいね～、すごいね～、美しいね～」

「ちょうだい！（ニコッ）」

トーマス「！！！！」

ということで王様へ贈ったそうです・・・。

ロンドン五輪開催中は、自転車競技のひとつトライアスロンのスタート＆ゴール地点になります。

私が訪れたときは、ちょうどハーフターム（秋休み）だったので子供向けのイベントも開催されていました。

素敵な噴水？と思いきや二日酔いらしき男性に水を差し出す女性の人形。その後ろにはこれまた二日酔いらしき男性が壁にもたれかかっている人形・・・。

そんなオブジェを観察していたところ、「はーい、お嬢さん、入り口はあっちだよ。」と声をかけてくれた宮廷道化師さん。この方も人形だと思ったらこちらはちゃんとした人間でした。

テントの中で錬金術を披露しているおじいさん。めがねがかわいらしいですね。

机の上には使用方法が分からない道具ばかりで黄金を作り出すには道のりは長いなぁと思いました。

窓からは美しい女性が身を乗り出して外にいる外にいるメイドさんに声をかけています。

笑顔が素敵ですね（ぽっ）

宮殿の一部を使用して、役者さんが演じてくれましたよ。

日本語オーディオガイドが借りられる受付と同じ部屋の隅には鏡とローブがかかっていました。

このローブを着て宮殿内を見学できるとのことです。

色は深緑とワインレッドの2種類、生地はビロードのように光沢があって着てみるとこんな感じ。

サイズも子供用から大人用まで揃っていました。自分も中世の時代にいるような気分ね。


宮殿よりもまず先に厨房を周ってしまいました。

さすが王様が住まわれた宮殿ですね、厨房も広い！！

当時の様子を分かりやすく再現されています、テーブルにはパイ、パイ、パイ。

パイは中身を包むことで長期の保存が利き、お皿代わりにもなるのでよく食べられていたそうです。

どの厨房部屋にも当時の大きな薪のオーブンがあります。いったい何人の人がここで働いていたのでしょうか？

この大きさですと豚の丸焼きが焼けますね。

ドールハウスで見かけるような調理道具の数々、一番上のやかんには手が届かなそうです・・・。

王宮のダイニングも広々。王様に会いに多くの人が訪れ食事が振舞われていたと思えば、厨房の大きさにも納得です。

ピカピカに磨かれた銀食器で何を食べていたのでしょうか？椅子に座って写真撮影も出来ますよ。

王様気分で記念にいかがですか？

鹿の角の数は当時の権力を象徴するのかもしれませんね。

有名なヘンリー8世の絵画も飾られています。

中庭からみるとレンガ色と白で統一したシンプルな外装ですが

一方、宮殿入り口は2、3階の高さの吹き抜けになっていて天井まで見事な絵画が描かれていました。イタリアにいるようですね。

時計塔の時計は月齢や星座がデザインされた幻想的なデザインです。


そして剣や盾、銃などの武器がアートのように飾られているユニークな部屋もあります。

王様の玉座に

日本人なら気になるお風呂もちゃんとありました。




ちょうど今の時期は有名なフラワーショーも開催されているそうです。

ハンプトンコート　フラワーショー

7/3～8まで

http://www.rhs.org.uk/Shows-Events/RHS-Hampton-Court-Palace-Flower-Show/2012

ながーい木のトンネル

本当に今回はよいお天気に恵まれました。
自転車競技の日もこんなお天気ですと良いですね。

庭のすぐ横をテムズ川からリッチモンドやキューガーデン、ウェストミンスター、タワーブリッジまで水上バスも出ていますよ。

行きはさくっと列車で、帰りはのんびり船も楽しそう。

ハンプトンコート宮殿には草木で作られた迷路もあり、敷地も広いのでじっくり周ると1日かかると思います。

日帰り旅行におすすめ。

でも、ご存知ですか？

ここは幽霊がでることでとても有名な場所。

ヘンリー8世の3番目の妻が世継ぎを出産した直後に亡くなり、その彼女の幽霊が出たり
5番目の王妃キャサリン・ハワードは無実の罪で逮捕される直前にヘンリー8世の救いを求めてロングギャラリーを悲鳴を上げて走りまわったため、夜な夜な悲鳴が聞こえるとか・・・。

あなたの撮った写真の中に写っているかもしれません・・・

ハンプトンコート宮殿

http://www.hrp.org.uk/HamptonCourtPalace/

ロンドン支店でもチケットを取り扱ってします。

http://www.his-euro.co.uk/optional_tour_j/uk/tickets_hampton.htm

開園時間：

月～日　10時～18時（最終入場は17時）

ロンドンウォータールー駅より

ナショナルレールでハンプトンコート駅まで35分

次回はこちら。

ロンドン中心地の広場がビーチに変わる！？

お楽しみに！

ひろみ

ロンドン支店スマートフォンアプリ　旅appシリーズ第2弾

ロンドン五輪情報満載の「ロンドン２０１２」6月中旬リリース予定

オリンピック情報はこちら

●ロンドン支店ホームページはこちら

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