みなさんこんにちは!
ロンドンの超セントラルなロケーション、
それもリージェントストリート沿いに
新しいラグジュアリーホテルが昨日オープンしました!
CAFE ROYAL
そう、あのカフェロイヤルです!!1865年創業、ピカデリー、リージェントストリートの顔であった老舗社交場カフェ ロイヤルは、2008年12月にその143年の歴史に幕を閉じました。建物内の装飾品の数々は「Bonhams」 主催のオークションにて競売に掛けられたのがまるで昨日のことのようです。
カフェロイヤルと言うとまず思い浮かべるのはオスカー・ワイルド!!
ワイルドが人気作家としての絶頂期にクィンズベリー侯爵の子息アルフレッド・ダグラス卿(愛称ボジー)とデートした場所としても有名ですね。
実は、この建物の上階には歴史的にも語り継がれる試合が行なわれたボクシングマッチのリングも残っているんですよ!
Before
↓
2008年12月カフェロイヤルの看板は剥がされ寂しい外観。
この後、ボードが打たれ、このゴールドドアも見えなくなりました。。。。
そしてほぼその存在すらも忘れられていたような。。。
映画では、ジュード・ロウがボジーを演じてましたね。
当時から文豪や著名人、英国上流階級の社交場としてロンドンの夜を盛りたててきた場カフェロイヤル。
After!!
以前のゴールドプレートのドアは木目調になり、カフェロイヤルのプレートも一新されています。都会的でモダンな雰囲気になりましたね。
オープン前日に、この生まれたてホヤホヤホテルを探訪したのですが、オープンまであと24時間切っているというのに、全然工事が終わっておらず、本当に明日オープンできるのか、こちらがドキドキしてしまいます。でも、もう明日からお客様が宿泊されるのですから、なにがなんでも昨日オープンしたハズです。
では中におじゃまします!
ホテルに改装される前にも訪れたことがありましたが、以前どんなエントランスだったかはほとんど記憶にない。。。でも、この建物の一部はなんとグレートIリストですから、外観、内装ともに改装は許されない建物なんですね。例えば、この床なんかはオリジナルのままのようです。
床に大きく書かれたN、ステンドグラスのN、いたる装飾にNというイニシャルが使われています。カフェロイヤルということは創業者はフランス人であることはピンときますよね。はい、創業者Daniel Nicholas ThévenonのNでした。
見事な大理石ですね。鏡の上、ここにもN
エントランスの左右に暖炉があり、きれいなお花が飾ってあります。そして、上を見上げると鏡に写ったN!
上を見上げるとやはりあったN!
入り口にやはり左右対称で置いてあるファウンテン
水のかわりにキャンドルライトが灯されていました。
これもオリジナルでしょうか?新しく設置したとするとその用途が、、、??
ちなみに今回の改装の建築家は英国人、内装デザイナーはイタリア人ということでした。イタリアンデザイナーか、納得!というくらい内装にはマーブルがふんだんに使用されてます。
この階段もオリジナル、素敵ですねぇ~。こんな階段なら上がるのも苦になりません。
そしてふと見上げるとやはりN!
N(ニコラス)さんの
存在感バリバリです
オリジナルのエレベーター
乗ってみたくてうずうずしましたが、残念ながらまだ電気系統が通ってないようで、運転していませんでした。昨日は無事運転していたのかな?
先はリージェントストリート側の入り口より入りましたが、建物左側にも入り口があり、大型バスなどで到着したグループ旅行のお客様はこちら側にバスが停車し、ホテルにチェックインできるそうです。
グランドフロアのカフェ。新生カフェロイヤルですね。
ここの天井の回廊と照明はオリジナルのままでした!
アートデコの照明がそれはそれは美しいデザインのまま残っています。
昨日のオープンに向けて準備に忙しいバースタッフ
同じくグランドフロアには大き過ぎないバーがあります。
ホテルとは別の入り口がありますので、バーだけの利用も可能です。
この当たりはグレードIリストではないようで、改装されたエリアですね。
日本のウィスキーも!この奥に響も鎮座していました。
おっ!ここにもN!
ここはリージェントストリート側の入り口から入って正面のグリルルーム

もちろんここはオリジナルで保存されているエリア。
きらびやかな内装はまるで
ベルサイユ宮殿
の鏡の間のようです。
ここではかつて、オスカー ワイルドをはじめ、ジョージ バーナード ショー、バージニア ウルフといった文豪らのサロンだったんですね~。それにしてもすごい内装ですよね。
こちらはTEN ROOM レストラン
落ち着いた雰囲気の上品な内装です。照明はこの時点ではまだフルではないのでちょっと暗かったのですが、こちらの人は暗い間接照明を好みますからね。
こちらは宴会場です。まだ後仕上げが残っている途中の段階ですが、リージェントストリートに面した装飾の素晴らしい会場です。ここもまるでベルサイユ宮殿にきちゃったような錯覚に陥りました。
御覧ください!この景色!!
ジョン・ナッシュによるリージェント様式の建物が目の前に!!
窓は、3重、トリプルグレージングでノイズをシャットダウン!
宴会場からはバルコニーに出ることができます。
ここ、ストリートから眺めたことありませんか?
後ろを見ると、ライスワインや一点張がある通りが見えますね。
反対側は、リージェントストリート!!きゃー!!
本当に素晴らしいロケーション!
ピカデリー・サーカスから徒歩30秒(もしないかも)
近くには、劇場街、ショッピングハイストリート、ボンドストリート、メイフェア、ソーホー、中華街、三越、そして、なんといってもエイチ・アイ・エス ロンドン支店 がございます!!
ホテルは全159ルーム、
昨日の時点では1階と2階のみの部屋がオープンしたということでした。宴会場や、スパ、ジムは来年2月のオープンを予定しているということです。
次回は、ホテルお部屋探訪の様子をリポートします!お楽しみに!!
おもこ
CAFE ROYAL
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