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さて今日は久しぶりにこれで7回目になる今年一番人気のリゾート地、「マルタ島の旅」の続編です～♪しかも、ユネスコの世界遺産に1980年に登録されたマルタ共和国の首都、ヴァレッタのリポートです！


マルタ島の旅シリーズの以前の記事は、上の「テーマ」地中海の楽園　マルタ島の旅」 のリンクをクリックすると遡ってご覧いただけます。ご旅行の際のホテル選定、観光のご参考にご活用ください！


首都ヴァレッタは、1565年のトルコ軍によるマルタ攻略の勝利の後、聖ヨハネ騎士団長ジャン・パリソ・ヂュウ・ラ・ヴァレットによって築かれた要塞都市です。


ヴァレッタは、騎士団の軌跡を辿るのに見逃せない都市です。世界遺産に指定されているだけあって伝統的な建物が残るだけに、馬車も絵になりますね。


まず最初に訪れたのがアッパー・バラッカ・ガーデン


別名、イタリアの見晴台と呼ばれ、19世紀まではイタリア人騎士団の憩いの場だったそうです。


建設当時は屋根付きだったという

1661年当時に建てられた柱廊が今も残ります。


この見晴らし台からの眺望は素晴らしく


グランドハーバーやスリーシティーズを一望する


素晴らしいパノラミックな景色が広がっています。


マルタで一番と言われるメインストリートはリパブリック通り。通りにはカフェをショップをはじめ、国立考古学博物館や騎士団長の宮殿、そして聖ヨハネ大聖堂が並び、主な見所がたくさん！


マルタは海に囲まれていて、土地は岩だらけで木々が余り育たないため、建物の装飾に緑が多く使われています。また、出窓はマルタの伝統的な建築物の象徴でもあります。

一番の見所である、聖ヨハネ大聖堂。マルタ騎士団の守護聖人ヨハネに捧げられた教会で、外観からは想像しがたい程、内部は騎士団の富と権力を象徴する、豪華極まりない装飾が施されています。


↑マルタの教会の特徴として、必ず外に時計があります。

教会が建てられたのは1573年から1577年にかけて。


中央祭壇に続く身廊は、幅15M、長さ57M、高さ19M。


広いです。


周囲には騎士団の言語別に8つの礼拝堂があり


床一面には400もの墓碑が引き詰められていて、床から壁から天井まで全てが圧巻でくらくらするくらい豪華な大聖堂でした。

床の墓碑は有力家系の出身者らしく、どれも美しい装飾が施されていて、それぞれデザインが異なります。結構骸骨系の絵が多くてちと怖い。

左上の天使はラッパのサイズが長すぎて、壁を削って設置されていました。


↑そして、この重そうな大理石を一番下で何か罰でも与えられたかのように支えているのは、トルコ人とアラブ系の男性たち。かつての民族間の争いがここではこれでもか！と言うくらいにはっきりと見ることができます。

壁は隙間もないくらいにマルタの紋章がひきつめられている


必見であるカラヴァッジョの傑作「聖ヨハネお斬首」と「聖ヒエロニムス」は聖ヨハネ大聖堂美術館に飾られており、ローマで殺人の罪を犯し、放浪後に友人の騎士を頼りにマルタに滞在した際に、騎士団長より騎士のタイトルを授ける代わりに作品を描くという条件のもとに制作したと言われています。

ここだけは、カメラ撮影も禁止。ひんやりした聖堂内の中でも、静かな空間でどっぷりとカラヴァッジョの作品を鑑賞することができました。

一緒に同行していた女性は、感動で
体が震えたそうですよ。

何百年経っても人を震わせる感動を与える絵画は世の中にもそうそう多くはありませんよね。やはり、これはマルタまで赴いて、一度ご覧になられることをオススメします。

礼拝堂の最後の順路はお決まりで？お土産ショップとなっていますが、なかなかどっこい、最終的にここは料金もリーズナブルで種類も多くていいショップでした。特にいやげものになる確率の高いヴィーナスの土偶類のミニチュアは姿形の良いものが揃ってましたよ。（笑）


見学を終えたら足休みに、カフェ・コルディナでお茶は如何でしょう？


マルタの伝統ある老舗カフェです。

古き良き時代の優雅な佇まいがそのまま残っています。シャンデリアがきれいですね。


マルタの伝統的なお菓子やはちみつ類、オリーブオイル、塩も販売していますので、お土産に如何でしょうか？


私はこのハニーリングがおすすめだとマルタのとっても素敵な日本人ガイドよし子さんに教えてもらい、じゃあ美味しいのだろうと3箱即購入したのですが、


よし子さんたら後で「私は好きじゃないんですけどね～」！！えええ～～～？？！箱も大きくて結構荷物になったハニーリング。見た目もちょっとグロなんです。オフィスのお土産にしたら案の定評判は。。。で、あと2箱あるんですが、どうしましょーーー！！

個人的には素朴な味で、デイツは体にもいいし、もしかしたら英国人は好きかもしれないなんて思います。マルタの伝統的なお菓子と老舗カフェのパッケージはなかなかインプレッシブですしね！ご当地みやげとして宜しいのではないでしょうか。

次回まだまだマルタの見所食べどころへとつづく＞＞

おもこ

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