こんにちは。
ロンドンで上映されているミュージカルの中でも一二を争う
大人気のミュージカル
オペラ座の怪人
今回こちらのミュージカルを観に行きました。
オペラ座の怪人が演じられている劇場はHer Majesty's Theatre(ハー・マジェスティーズ・シアター)
ピカデリー・サーカス、チャリング・クロスからすぐ5分もかからない場所にあります。
とても立派な建物。もともとは、1705年に劇場が建てられましたが、2度の火災にあい、現在の建物は1897年に再建されたものです。
今回はコリアンセクションのきれいなおねえさん、リーさんと一緒に行きました。こちら開演が近くなるとかなり混みあいましたので、早めの入場がおすすめです。
劇場の内装はとっても豪華!
お土産も売られていますよ~!
そして劇場内に入って待つことに。。
ミュージカルが始まるまでの間、野球観戦のようにハーゲンダッツのアイスクリームやチップスを肩から下げたボックスにのせて、劇場スタッフが売りに来ていました。
劇場の座席セクションは4つにわかれています。
・Balcony(バルコニー)
・Grand Circle(グランドサークル、3階席)
・Royal Circle(ロイヤルサークル、2階席)
・Stalls(ストール、1階席)
今回座った場所はRoyal Circle(ロイヤルサークル)。
役者の表情までは見えませんが、劇場全体が見渡せる席。
オペラ座の怪人は舞台装置も豪華で見ごたえがあるので、この席でも十分楽しめました。
そして開演!
オペラ座の怪人は悲劇というイメージが強かったのですが、
楽しい場面がたくさん!
例えば、新作オペラ「ハンニバル」を演じている場面で、
ウバルド・ピアンジは、その体重のせいかゾウの背になかなか乗れず、じたばたしていました。やっとゾウに乗れた後、ドヤ顔でステッキを上に持ち上げます。「ニカッ」と笑ったその場面がとっても面白い!
ダンスがあんまりそろっていなかったのが残念。。でも演技はすばらしい!
笑いの場面と、愛を語る美しい場面と、ファントムが怒っていたり殺人が行われる恐怖の場面とで
展開がどんどん変わります!
そして
名曲
Phantom Of The Opera
も素敵でした!!!!
ロックテイストが溶け込むファントムとクリスティーヌのデュエット!
これを歌うクリスティーヌ(クリスティン?)の歌唱力がすごい!!
もともと作曲者アンドルー・ロイド・ウェバーがオリジナルキャストのクリスティーヌ役サラ・ブライトマンに合わせて作った曲らしく、かなりの高音で歌われています。
サラ・ブライトマンといえば「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が有名なクラシック歌手というイメージだったのですが、ミュージカル女優としても活躍していたのですね。しかも大活躍!知らなかった。。!
今回のクリスティーヌ役 Harriet Jonesはとっても可愛いし、スレンダーだし、それなのに声量は安定していて、それで女性らしい可憐な歌声で、すごく素敵でした!!
このロウソクが浮き上がる場面がとても素敵!
そして
これも名曲
Music of the Night!!
ファントムが情熱的に歌ってる!!凶悪殺人者で、醜い顔で、わがままなのに、なんであんなに素晴らしい音楽の才能があるんでしょう!!?
今回のファントム役 Gerónimo Rauchは力強い歌声で歌唱力はもちろん、性格悪そうなファントムの演技や醜い息遣いなど、演技力・表現力も抜群!
こんな感動的なミュージカルがあったなんて。。
なんで今まで観に行かなかったんだろう。。
最初から最後まで、
ストーリーは分かりやすいし、
舞台装置も演技も素晴らしいし、
なんといっても、
音楽が素晴らしい!!
クリスティーヌがファントムに指輪を返す場面はファントムが可哀想で、でもその後Music of the Nightを高らかに歌い上げた場面では感動して涙がでてきました。
劇団四季が行っている日本のオペラ座の怪人とロンドンのものでは、基本的に演出、衣装、セットなどオリジナルに忠実に作られているため、同じものだそうです。しかし言語、キャスト、劇場の違いはもちろん、細かい場面ですこし違いがあるとのこと。
日本に帰ったら劇団四季のオペラ座の怪人も観てみたいと思います!
観る度に新しい発見があり、
リピーターが多いことでも知られるオペラ座の怪人。
機会があれば、ぜひ観に行って下さい!
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あまもん