こんにちは!
1985年にロンドンで初演されてからロングランを誇る名作ミュージカル、
レ・ミゼラブル
を先日観てきました!
1本のパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・バルジャンの生涯を描いた物語。波瀾万丈のジャン・バルジャンはもちろん、法律を正義とするジャベール刑事、悲劇のファンティーヌ、愛の象徴コゼット、革命に立ち上がるマリウスと若者達、革命期の激動を人々が必死に生きた壮大な人間ドラマです。
クィーンズシアター(Queen's Theatre) 最寄りはピカデリーサーカス駅
レ・ミゼラブルはフランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーが、ルイ・ナポレオン独裁下のフランスから亡命していた時に著した長編小説を原作としています。
当時のフランスの社会情勢や民衆の生活を詳しく記しつつ、当時の法律への批判、貧困への批判、ナポレオンの批判、そして革命を起こす民衆の怒り、希望、勇気、愛など、ユゴーの思いが詰まった作品。善悪についても語っていて、自己犠牲を貫き人助けをするジャン・バルジャンの生き方に涙した人も多いはず。。!感動の名作ですね!
ドラクロワの民衆を導く自由の女神/ピストルを持った少年がガブローシュ少年のモデルだと言われています。
余談ですが、小説の方のレ・ミゼラブルは出版された当時、大反響を巻き起こしたロングセラー小説としても有名です。
出版当初、本作の売れ行きを心配し、ユゴーは出版社に「?」とだけ記した問い合わせの手紙を出すと、「!」とだけ記された返事を受け取ったといいます。それぞれ「売れてる?」「上々の売れ行きです!」という意味で、これら2通は世界一短い手紙と言われていて有名ですね!
そんなベストセラーの長編小説を約3時間のミュージカルに詰め込んでいるので、ストーリーが省略されています。展開が色々と飛んでいるのですが原作に忠実に作ったら時間がいくらあっても足りなさそうなのでしょうがないですね。
小説ではテナルディエ夫婦が救いようのない悪人であったりとかなり暗い印象がありますが、ミュージカルではテナルディエ夫婦が登場する場面がコミカルになっていてとても面白かったです!
ミュージカルの素晴らしいところは、なんといっても数々の名曲があるところ!
「民衆の歌 - Do You Hear the People Sing?」、「オン・マイ・オウン - On My Own」、「心は愛に溢れて - A Heart Full of Love」、「彼を帰して - Bring Him Home」、スーザン・ボイルが歌ったことでも有名な「夢やぶれて - I Dreamed a Dream」…
そして感動の合唱曲「ワン・デイ・モア - One Day More」!
クィーンズシアターの会場はそれほど大きな劇場ではないので、2階席でも熱いステージを体感できました。舞台上の力強い歌声に圧倒!
本場ロンドン・ウェストエンドのレ・ミゼラブル、機会があればぜひ観てみてください♪
レ・ミゼラブル
19:30公演 2014年12月4日(木)・18日(木)
ストール席(1階席)又はサークル席(2階席前方)のトッププライス席なります。
£86→£58
詳しくはこちらから
あまもん
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