グリニッジ散策④は旧王立海軍大学の一角にあるツインドームのひとつ
King William Court(キング・ウィリアム・コート)の
ペインテッド・ホール(Painted Hall)編です。


説明の前に、まずはペインテッド・ホール内部をみていただきましょう!

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こちらのホールは17世紀後半に活躍した建築家
クリストファー・レンの手によって設計されています。

クリストファーはロンドン市内にあるセントポール大聖堂や
オックスフォードにあるクライストチャーチのトム・タワーの設計も手がけており、
バロック建築(彫刻や絵画、家具などもを含めた総合的な空間づくり)を
積極的に取り入れたということでも知られています。

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こちらのペインテッド・ホールも、彫刻や絵画などが一体となって
壮大な空間をつくりあげるバロック様式。
どこをみても、目を奪われてしまう、そんなホールです。



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当初は王立海軍病院の退役軍人の食堂として造られたそうですが
見ての通り、日常的な使用には華やかすぎるということになり
結果、一般公開されるようになったそうです。

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ホールの天井いっぱいに描かれた天井画「平和と自由」は、
歴史画家ジェームス・ソーンヒル作。
ホール内には手鏡があるので、手元をみながら解説を読むことができます。



ちなみに絵や周りを彩る豪華な額縁や壁の彫刻などは、
だまし絵の技法で直接壁に描かれた、いわゆるトリックアートなんです!

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近くで見ても錯覚してしまう緻密さ!!


ちなみにこちらのホール、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の
ロケ地にもなったこともあるそうです。
映画を見る機会があったら、どのシーンで使われているか、
ぜひ探してみてくださいね!

まだまだ続くグリニッジ散策その⑤は
おとなりにあるチャペル編です。


アキ


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