2016.11.02

◇前回までのあらすじ
メルセ祭りでバルセロナを訪れたアキ。
巨人人形(ヒガンテス)によるパレード、海岸花火、おいし~いタパスなど、
終始満悦!という言葉がぴったりな旅を楽しんでいたのであった。
記事はこちら>> その① その②


…はい。というわけで、今回はバルセロナ滞在2日目の
バルセロナ市内観光の様子をお届けします!

バルセロナといえば、皆さん思い浮かべるのは
偉大な建築家(芸術家)アントニ・ガウディではないでしょうか?

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市内のいたるところで、彼の作品にふれることができます。
たとえば、カサ・ミラやカサ・パトリョ!
カサ・ミラは今でも使われている(住人がいる)、というのがすごい!!


そしてガウディといえば、そう!!!
サグラダ・ファミリア!!!(聖家族贖罪教会)
日本人の外尾悦郎さんが主任彫刻家として参加されていることでも知られていますよね。

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チケットを見せて入場する、東側部分は生誕のファサードとよばれ、
イエス・キリストが誕生し、説法をとくまでのストーリーを表現しています。
この生誕のファサード部分と、地下聖堂部分は、ガウディの生前から建築されているため
2005年にサグラダ・ファミリアはユネスコ世界遺産に登録されました。

正面には聖家族(イエス・キリストの家族)に捧げられている
東側の生誕のファサードは3つの入口があり
右側は聖マリア(イエスの母)に捧げられた信仰の門、
中央はイエス・キリストに捧げられた愛徳の門、
左側は聖ヨセフ(イエスの養父)に捧げられた希望の門
というという名前がつき、それぞれ異なった装飾が施されています。

付属のオーディオガイド(日本語対応)と一緒にまわることで、
サグラダ・ファミリアに施された各モニュメントが何を示すのか、
また、イエス・キリストの生涯がどのようなものだったかを知ることが可能です。

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日本人にして、現在サグラダ・ファミリアの主任彫刻家として活躍している
外尾悦郎さんの代表的作品は、この誕生のファザード内にある15体の天使天使の合唱隊。
この天使たち、私達の想像する天使とは少し違うことをみなさん、ご存知でしょうか?

なんと、東の方向を向いている2体の天使は東洋人の顔をしているのです!
これは外尾さんの
「天使がみんな、西洋人の顔をしていたらおかしいでしょう」
「東洋にも天使がいなければならないのです」
という考えに基づいているのだとか。
とても感慨深いですね。

また、西側の受難のファザードは、ガウディの没後に制作されています。
こちらは、20世紀後半の彫刻家作品で、どこかキュビズムを感じさせる、モダンな造りが特徴!
方角によってガラリとその様子を変えるサグラダ・ファミリア、
訪れた際には、ぜひいろいろな方角から楽しんでみてください!

そして、外観はテレビ等で見たことあるけど、
サグラダ・ファミリアの中ってどうなっているのだろう?
そんな風に思っている方も多いかと思います。

というわけで、今回は、外側だけではなく、内側にもポイントを置いてご紹介します!!
まずは、言葉では言い表せない空間を、ご覧ください!

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計算しつくされた空間と光の芸術…
息を呑むほど美しい空間が、中には広がっているんです!!!

ちなみに、サグラダ・ファミリアの生誕のファサード側の4本の高い塔には
なんと!入ることが出来てしまうのです!!!
※塔への入場券込みのチケット購入が必要※



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近未来的な雰囲気のあるエレベーターにのりこみ、いっきに塔の上をめざします!



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塔の移動はこのようになっています。
中央の橋付近までエレベーターで上り、
もう一方の塔の螺旋階段をぐるぐる、と徒歩で降りてくるルートです。

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こちらは、エレベーターの到着地点から上を眺めた様子。
真上ではせっせと建築作業が進められています。

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下からだと確認しずらかったモニュメントも近くでみることも可能です。
こんな風になっていたのか~!!!!と思うこと間違いなし!
またバルセロナの町並みも見下ろせちゃいます!

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ちなみに、塔の中心部には、ライトがありました。
夜ライトアップされた時もさぞかしきれいなんだろうなあ。


各ファザードと、内部の見学を終えたあとは、地下にある工房&展示室へ!

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このスペースでは、どのようにサグラダ・ファミリアが作られているかを知ることが可能です。
写真や設計図、完成予想図など、たくさんの資料が展示されています。


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中でも、教会の各パーツをバラバラに展示した縮小模型(逆さ吊り!)は圧巻です!
これらのパーツを人の手で、100年かけて完成させる、素晴らしいプロジェクトですよね。

ガウディ没後100年の2026年に完成予定をしている
一生に一度は訪れておきたい、ヨーロッパの名所「サグラダ・ファミリア」
ぜひ足を運んでみてください!

きっとたくさんの感動と、発見があるはず!!!



アキ




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