ロンドン・イギリスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ロンドン観光ブログ

日本でも放送され話題になった「Downton Abbey（ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館）」
タイタニック号沈没事故から幕を開けるこのドラマは、当時のイギリス貴族と彼らに仕える使用人たちの悲喜交々を描いたイギリスのTVドラマシリーズです。
ロケ地になったHighclere Castle（ハイクレア城）は大きく注目を浴びました。

ドラマ内の架空の村ダウントン村のロケ地はコッツウォルズでしたが、舞台になったカントリーハウスはハンプシャー州に所在します。
ロンドンから約一時間、日帰りでいけるハイクレア城をご紹介したいと思います。

最寄り駅のNewbury駅からタクシーに乗って約15分。
タクシーの運転手は行き先を告げる前に「ハイクレア城にいくんだろ」と言うくらい、この駅で降りる人たちはハイクレア城へいくようです。

受付で事前に予約していたチケットを提示し中に入ります。
門をくぐりしばらく歩くとハイクレア城が遠くに見えてきました！
脳内ではダウントン・アビーのOPの映像や音楽がグルグル回っています。

「朝寝坊したら全力疾走だよねこの道を…」と一緒に行った友人と話しながら歩いていましたが、ドラマ内ではショーファーと呼ばれるお抱え運転手が玄関まで車や馬車をつけていたので貴族様は全力疾走などしなかったのです。
自分たちの庶民っぷりを噛み締めながらカントリーハウスへ向かいます。

周りから「ここでメアリーが…」「トーマスがここでベイツさんを…」などダウントン・アビーの話をしているのが聞こえてきます。
来ている人ほぼほぼがダウントン・アビーのファンですね。

気になるカントリーハウスの内部ですが…残念ながら内部写真撮影は禁止されております。
セットで撮影されたシーン（キッチンなど）以外は、ドラマのなかの風景がそのまま広がっています。
一度に入る人数が制限されているためハウス内はゆっくり鑑賞でき、またダウントン・アビーファンのためにキャプションボードが用意され作中のことを回想しながら鑑賞できるようになっています。

もちろんドラマを見たことがない人でも、贅を尽くした美しい建築と装飾、家具にきっと満足できます！
あまりに現実離れした内装に「貴族ってお金持ちだったんだね～！」「家で迷子になりそうだよね～！」と小並な感想しか出てこないです。

ハウス地下にはハワード・カーターとカーナーヴォン伯爵のエジプトコレクションがあります。こちらも展示方法が凝ってて面白かったです！
今まで「ハワード・カーター自身がツタンカーメンの呪いで亡くなった」と言われている、と思いこんでいたのですが、彼自身はわりと長生きしたらしいです…。
弊社ツイッターで教えていただき驚きました！
本当に「ツタンカーメンの呪い」だったのかただの偶然なのか、それとも他に何か理由があって関わった多くの人たちに影響がでたのか気になる所です、どうなんでしょうか…。

敷地は非常に広く、奥にはガーデンスペース、ハイクレア城オリジナルグッズを取り扱ったお土産物屋、カフェなどがあり季節がいいときは外にテラス席が用意されクリームティーや軽食を楽しめるようになっています。

今でもハイクレア城には8代目カーナーヴォン伯爵と伯爵夫人、使用人の方々が住まわれています。
映画や漫画のなかに登場するようなイギリス貴族の邸宅を是非覗きにいってみてください！

ハイクレア城は一年に何回か特別公開日を設けています。
常設公開ではありませんのでご注意下さい。
公開日は公式ウェブサイトのチケット販売ページで確認しチケットを事前に購入してから訪れて下さい。

ダウントン・アビーの撮影地で他に有名なのがコッツウォルズ！
ロケ地に使われたバンプトン村は含まれていませんが、H.I.S.ロンドン支社では3つの美しい村をめぐる「憧れのコッツウォルズ周遊1日観光ツアー」があります！
是非チェックしてみてください。

Highclere Castle
Highclere Park, Highclere,
Newbury RG20 9RN
https://www.highclerecastle.co.uk/

◆London Paddington駅からNewbury駅下車、
◆London Waterloo駅からWhitchurch駅下車、
両駅ともに駅前のタクシーにて行き先「Highclere Castle」と伝えて下さい。
帰りは入り口ゲート付近にある受付でタクシー手配を頼み駅まで戻ることができます。
★雨が降ると雨宿りできる場所がないので折り畳み傘をお忘れなく！

ミオ

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