シアターがひしめき合うウエストエンド、路地裏の方にあるAmbassadors Theatreにて上演されていた「All Or Nothing The Mod Musical」を観に行ってきました。
こちらのミュージカル、残念ながら上演終了しましたがイギリスで何回も上演されているのでタイミングがあえば是非観て頂きたい作品です!
60年代に活躍したSMALL FACESの軌跡をたどりながら、スウィンギング・ロンドンを振り返る作品です。
衣装がレトロでなんともかわいい、そしてSMALL FACESの曲は何年たっても色あせない!
劇場は小さめですがストール席はほぼ満席でした!
私は一番後ろの席で「前に座高の高い人が座りませんように!」と祈っていた所、ドレスサークルは空席がいくつかあったらしく前の方に移動させてくれました!
「Everybody's Talking About Jamie」もそうでしたが、劇場によっては席が空いていればいい席に移動させてもらえるの嬉しいですね~。
ミュージカルはSMALL FACESの楽曲にのせながら、バンドがどのように成長していったか、当時の音楽業界に振り回されるバンドメンバー、若者たちのユースパワーを追っていくストーリー。
若き日のスティーヴ・マリオットとそれを回想する現代のスティーヴ・マリオットを通して過去と現代が交差する構成になっております。
▲インターバルでまたもやビール
ご存知スティーヴ・マリオットは44歳という若さで自宅で焼死しました。
なので「現代のスティーヴ・マリオット」といっても存命ではありません。
44歳で亡くなった彼が蘇ったかのようで、ファンにとってはすべてのシーンやセリフが胸にグッとくると思います。
演奏もストーリーも素晴らしく、タイムスリップしたような気持ちになれるミュージカルでした!
パンフレットもがっつりゲットー!また公演されたら行きたいです!
ミオ