食:グルメ 2008.06.02
ウィーンと言えば思い浮かべるのは

オペラでもなく、
世界の小澤でもなく、
モーツアルトでもなく、
クリムトでもなく、

ザッハトルテ

Copyright ©Sacher Hotels
でもこれね、
正式にはサッハートルテ
と発音するんです。

でもそんなこと言っちゃってるけど、実はまだ
ウィーンに行ったことナイんだな!


世界で一番有名なチョコレートケーキと呼ばれるザッハトルテ。
では、ちょっとうんちをここで。

ザッハトルテはウィーンの伝統菓子で、175年もの歴史を誇ります。
誕生にはいくつかの説がありますが、
料理人フランツ・ザッハが生み出したことには間違いないようです。

このザッハトルテで財を成したフランツの息子、エドワード・ザッハは、
オペラ座前に1876年「ホテル・ザッハ」を開業。
その後、ザッハホテルは経営不振に陥った際に、
ウィーンの王室御用達洋菓子店”デメル(Demel)”と婚姻関係を結び、
援助を受けることに。

それがきっかけで門外不出であったザッハトルテのレシピが
デメルに流れることになりました。

ザッハトルテ
その後ザッハホテルは、トルテの商標をめぐる訴訟を起し、
なんと7年間もの裁判の末
ホテル・ザッハのザッハ・トルテを”オリジナル”と呼び、
デメルのものは”デメルのザッハトルテ”と呼ぶことになりました。
この裁判は別名「甘い七年戦争」と呼ばれています。
「辛い七年戦争」と呼ばれるよりいいでケド。

ザッハのオリジナルとデメルのザッハトルテの違いは、
ザッハ製はジャムがスポンジの間に挟まれ、
デメル製はスポンジ上にジャムが塗られているという点です。
ザッハトルテ

“デメル”は1786年創業の由緒正しい王宮御用達菓子店。
日本にも支店があるためデメルのザッハトルテをサロンで食べることが可能です。
が、オリジナルのザッハは日本には支店がないので、
通信販売でしか食べることができませーーーん!!
でもオリジナルの取り寄せはなかなか難しそう。
サイトからワールドワイドに空輸可能ですが、
日本までだと送料代込みで
100ユーロくらいします。

そんな中、先日ウィーンからこの入手困難な
”オリジナル ザッハトルテ”をお土産にいただきました!!(涙)

よく見る木箱に丸型のものではなく、このお上品なお一人様サイズが箱入りになっていて、お土産にピッタリ。
ありがた~く
いただきました。
フィフィさんになら、一口で終了しそうですケド。
チョコレートの美味さもそうですが、
このスポンジ、ジャムがしっとりと浸透していてジュワッとした感じがいいですね。さすがです。
ザッハトルテ
上品な箱。これもyahooオークションに出せるかな?
ザッハトルテ
この1個づつのケーキ、ほんとかわいいです。

でもいつかは、
ウィーンのザッハホテルのサロンで
食べ~たい~な~ 
(T.H)

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デメルジャパン

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