ロンドン、ピカデリー周辺でよく目にするこの看板の店の最終回です
恐るべし! 【ANGUS STEAK HOUSES】
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実は週末の夜は結構満席御礼状態だったりするんです
客層は観光客が大半、アメリカンが多いように見られます
調べてみて分かったことですが、ANGUS STEAK HOUSESと
ABERDEEN STEAK HOUSESをGoogleで叩くと
なんと同じサイトが出てくるんです
つまり、同じオーナーの店だったんですー!!
どうりで全く同じインテリアな訳です
店名にちなんでスコットランドが本店かと思えば、
実は元オーナーはAli Salihという人物で、名前からすると
トルコやインド系の方のような気がしますね
レストランは1960年にスタート
アメリカからの観光客向けにオープン
ピーク時には32店舗まで拡大しましたが
2001年に発生した狂牛病騒ぎで多くの店舗はクローズ
現在はウエストエンド周辺に数店が残るのみになりました
「ロンドンで一番美味しいステーキ」の核心に迫る!
さて、オーダーしてから約10分、運ばれてきた
リブアイステーキ 10oz/280g £16.50
見るからにジューっとか音してません
付け合せのトマトが見るからに固そう
こちらは サーロインステーキ8oz/224g £15.95
焼き色は悪くないのですが、この盛り付けがちょっと寂しい
付け合せのトマトは上のと対だったんでしょうね同じく固そう
チップスは別料金ということでオーダーしたサイドのチップス£2.25
これは、ソースを追加で頼まないとステーキに味ないよ
というようなことを鵜呑みにしてリトアニア出身だという金髪のお姉さんの
オススメ、Bearnaiseソース ちょっと想定外のものでした
好みによると思いますが、日本人の口には合わないかも
普通に、胡椒かガーリックにしておけば良かったかな
チップスを盛り付けると、やっとポスターの感じに近づきますね
でもやっぱりトマトがどーもね
焼き加減はレアでお願いしました
というのも、イギリスでは大抵は
ミディアム⇒ウェルダーン
レア⇒ミディアム
で出されるからです
これはサーロインの切り口 まぁまぁいい感じ
こちらはリブアイ 中盤からはレアになってました
ロンドンで一番美味しいステーキ、いっただきま~す!
チップスは揚げたてでサラリとしてるけど
でもグルメバーガーのチップスのほうが旨いね
ふっと見ると、フィフィがハイエナに変身してました
やっぱり、肉は大好物だったのでしょう
ステーキ屋なのに、塩、胡椒がコレは駄目でしょ!
やっぱりステーキ屋なら、ペパー&ソルトミルを使ってもらいたい所!
お皿もステーキが売りならステーキ皿でジュージューしながら
出してもらいたいところです
でもイギリスではそういえばステーキ皿でだす店あんまりないかも
なんだかんだと言いながら、ペロリンコと平らげる私達
ふ~完食! ごっそーさん!!
デザートは如何ですか?
といわれても、メインだけでもう恐ろしいくらい高くついてるハズ
その上、1品4.50~のデザート食べたら、合計50ポンドくらいいっちゃいますよ!
てなわけで、デザートもコーヒーもなしで終了
ドキドキしながらお勘定です
恐る恐る開いてみると、、、
サービスチャージなしで二人で£44.90!高!!
ワンケイなら10人前!
リトアニアから来たというウェイトレスさん
感じはとても良かったのです
なるほど、これだけの内容でこれだけの料金!!
だからやってられるんだ~!!という理由でフィフィも納得
メニューは全て馴染みのあるものばかり
ステーキなので失敗のしようがない
オーダー間違いもなし
敷居が高くない
服装も気にせず気軽に入れる
家族連れで入り易い雰囲気
リピーターがいるかは謎ですが、上の理由で
観光で来た際につい入ってしまったお客さん
いるかもしれません
今日もランチタイムにのぞいてみたらほぼ90%の入りでした
意外に売れてた恐るべし【ANGUS STEAK HOUSES】
オススメはしませんが、
一度入ってみたい方、好奇心かなり満たされますよ
【完】 (T.H)