MIKI主催のストーンヘンジ・バース・レイコックに参加してきました。
集団行動が苦手なので旅行会社勤務なのに今まで断固としてツアーに参加してこなかったのですが、ついに年貢の納め時が来ました。
結果からいうとツアー参加に集団行動云々スキルはあまり必要じゃありません、安心!
ロンドンヴィクトリア駅からミニバスにのってストーンヘンジがあるソールズベリー郊外まで向かいます。道路状況にもよりますが2時間半くらいかな?
その間寝ようと思っていましたがガイドさんが道すがらイギリスの豆知識を面白おかしく話してくれるので結局起きてずっと聞いていました!
ストーンヘンジ近郊でロンドンから乗ってきたミニバスを下車し、専用バスに乗り換えます。
世界遺産のストーンヘンジを守るため、様々な工夫がされているのです。バスに揺られること約10分。
バスを降りると遠くにストーンヘンジが!
前回きた時はカンカン照りで暑いくらいでしたがさすが冬、寒いです。
これはしっかり防寒をしないと風邪をひいてしまいまそうです、カイロやマフラー・手袋・ブーツを忘れずに!ストーンヘンジの見学は約80分です!バスを降りた時にガイドさんがオーディオガイドをわたしてくれます。
謎が多いストーンヘンジの事、ストーンヘンジを作った人々、どんな素材で作られているのか、ドルイド教との関係など色々なセクションを聞ことが可能です。
地面に刺さった看板の数字をオーディオガイドに入力するとその場所に関連した説明を聞くことが出来ます。ストーンヘンジは今でもなぜ作られたかなどがあまり解明されておりません。
毎年夏至になるとストーンヘンジの中心にあるヒールストーンに陽が差し込むことから、宗教的な祭壇ではないか、日時計ではないか、など様々な説があります。
オーディオガイドを聞いて驚いたのがアマチュア考古学者が「この遺跡はドルイド教と関係があるんじゃない?」と言い出し、その根拠も特にないままなのですが、今では夏至になるとドルイド教の方々がストーンヘンジに集まるそうです。
キリスト教が英国にくるまで信仰されていた古代ケルト人たちの宗教ドルイド教。
彼らの信仰していたのは自然、日本の神道と似通った部分もありますね。
でもストーンヘンジと関係あるのかどうか、はよくわからないままだそうです。
英国政府は2010年にドルイド教を正式な宗教として認めました。
なので夏至の日はストーンヘンジは彼らの為に開放され、一般客は立ち入り禁止になります。
ストーンヘンジの中心あたりで手をかざす人々の姿はなんとも不思議、TVで中継されます。
自然を信仰し雄大な自然のなかを生きた古代ケルト人、ですがドルイド教はかなりダークな一面を持った宗教でもありますのでストーンヘンジももしかしたら何か良からぬ儀式の場だったのかなあ…とまた妄想が広がります。
ストーンヘンジはイギリスを代表する観光地ですが、ガッカリした~という声もよく聞きます!
しかし色々な仮説や古代宗教との関係、そしてこの謎の遺跡保管のため多くのプロフェッショナル達が頑張っているのを知るとかなり面白いスポットです。
ストーンヘンジは保存のために入れる範囲は限られておりますが写真をとったり眺めたりには十分な距離で観ることができます。太陽と関わりが深いスピリチュアルスポット、根暗なわたしもここに二回も来たので性格がかなり明るくなったと思います。
不思議がいっぱいストーンヘンジをあとにしてバースへ向かいます~。
過去のストーンヘンジに関する記事はこちら!
【ツアーレポート1】古代の鼓動!ストーンヘンジ!
世界遺産・ストーン・ヘンジでパワー充電! -親子で行く!ロンドン郊外日帰り旅行①-
ロマンの遺跡 ストーンヘンジとオールド・セーラム
ストーンヘンジは儀式を行う場所だった??
ミオ